取調べのご質問

Q1-1:先日、児童買春の容疑で家宅捜索を受けました。1週間後、警察から「取調べをしたいので来週の月曜日に署まで来てほしい。」と電話がありました。警察の要請に応じないといけないのでしょうか? 

応じる義務はありません(刑事訴訟法198条1項但書)。

 

Q1-2:断ってもいいのですか?

取調べに応じる義務がない以上、断っても何ら問題ないということになりそうですが、合理的な理由がないのに何度も断っていると、逃亡や証拠隠滅の可能性ありとして逮捕されることがあります。

 

Q1-3:取調べで何をするのでしょうか?

取調官がご本人から事情を聴いて、供述調書を作成します。1回の取調べで供述調書を作成する場合もありますし、初回は事情を聴くだけで調書の作成は次回以降となる場合もあります。

 

Q1-4:供述調書とはどのようなものですか?

 取調官がご本人の発言を記録した書面です。身上調書と事件についての調書があります。

  

Q1-5:身上調書とはどのようなものですか?

ご本人のプロフィールを記載した調書です。具体的には、出生地、年金・勲章等の有無、前科・前歴、家族構成、学歴・職歴、資産・収入、趣味、免許・資格、健康状態、身長、体重、血液型、視力、利き腕、足のサイズ、入れ墨の有無、暴力団に知り合いがいるか否か等が記載されます。通常、事件のことは記載されません。

  

Q1-6:取調べに臨む際の注意点はありますか?

供述調書は取調官がパソコンで作成し、ご本人が署名・押印します。署名・押印する前に、調書に誤りがないかよく確認し、誤りがあれば、取調官に訂正するよう求めてください。通常、訂正してくれますが、訂正してくれない場合、調書に署名・押印する必要はありません(刑事訴訟法198条5項但書)。

 

なお、容疑を否認している場合は、そもそも調書の作成に応じるか否かということが問題となります。詳しくは、弁護士にご相談ください。

否認事件の刑事弁護   

 

Q2-1:弁護士に依頼して、取調べの際同席してもらうことはできますか?

法律上および実務上、弁護士が同席することまでは認められていません。ただ、弁護士が警察署内や近くで待機し、ご本人に随時アドバイスすることはできます。

 

Q2-2:同席しないでどうやってアドバイスするのですか?

身体拘束されていない場合、ご本人は自由に取調室から退去することができます(刑事訴訟法198条1項但書)。取調べ中、頭の中が真っ白になったり、どのように対応すればよいかわからない場合は、いつでも取調室の外に出て、弁護士からアドバイスを受けることができます。

 

Q2-3:どのように取調室から出ていけばよいのですか?

 「弁護士と相談したいので一旦取調べを中断してください。」と言ってもよいですし、「部屋の外で少し休ませてください。」と言ってもよいです。弁護士からも、あらかじめ、取調官に対し「本人から申し出があった場合は速やかに取調べを中断してください。」とお伝えしておきます。

 

Q3-1:傷害事件を起こし、何回か警察の取調べを受けました。逮捕はされていません。一か月前に刑事さんから、「今回で警察の取調べは終了。今後、検察官から連絡がくると思います。」と言われました。ところが、現在まで警察からも検察からも連絡がありません。今後、この件で連絡がくるのでしょうか?

書類送検後に、取調べの日時を指定した上で検察庁に出頭するよう連絡がきます。

 

Q3-2:検察の連絡はいつくるのですか?

これについては何とも言えません。身柄事件(逮捕・勾留されている事件)であれば、逮捕から48時間以内に検察官に送致する必要がありますが、在宅事件(逮捕・勾留されていない事件)では、検察官への送致にあたってそのような時間制限はありません。

 

いつ連絡が来るかは、刑事や検察官の忙しさによって異なります。書類送検後、1か月経っても連絡がこないというのは普通にあることなので、特に心配する必要はありません。

 

Q3-3:どのような形で連絡がくるのですか?

検察庁への出頭日時を記載した呼出状が自宅に送られてきます。担当の検察官や事務官から、本人に直接電話がかかってくる場合もあります。

 

Q3-4:呼出状はどのような形式で送られてきますか?

通常、普通郵便で送られてきます。封筒に「〇〇地方検察庁」と書かれている場合もあれば、書かれていない場合もあります。

 

Q3-5:今回の事件のことは家族には黙っています。呼出状を自宅に送られると家族に知られてしまう可能性があります。どうすればよいでしょうか?

弁護士が検察官に対し、検察庁への出頭日時について、本人ではなく弁護士に連絡してもらうよう依頼すれば、通常応じてくれます。

 

Q3-6:もし検察からの呼出しを無視すればどうなりますか?

再び連絡がきます。検察からの連絡を1回や2回無視しても逮捕されることはないでしょうが、何回も無視していれば、逃亡のおそれや証拠隠滅のおそれありと判断され、逮捕される可能性があります。

 

Q3-7:私は2週間後に仕事で出張に行く予定があります。もし、検察官から指定された取調べの日と出張がバッティングした場合、出張をキャンセルしなければいけないのでしょうか?

その必要はありません。検察官に事情を話せば変更してくれるでしょう。

 

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