児童買春で逮捕-「18歳未満と知らなかった」と主張し嫌疑不十分で不起訴となったケース

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児童買春で逮捕後に「18歳未満と知らなかった」と主張し嫌疑不十分で不起訴となったケース

🏆 獲得処分:不起訴処分(嫌疑不十分)
この記事の執筆:弁護士 楠 洋一郎(登録番号第39896号)

事件の概要

ご本人(20代男性・自営業)が児童に金銭を渡して性行為をした翌月に逮捕された事件。逮捕当日に警察から家族に「本人を逮捕しました。明日、勾留するかどうか審査しますので、面会は明後日以降にしてください。」と電話があり、驚いたご家族の依頼を受けて受任しました。

弁護活動の結果

不起訴処分(嫌疑不十分)

弁護活動の内容

逮捕当日に受任し、その日にご本人と初回接見をしました。ご本人によれば、逮捕状記載の日時・場所でお金を渡して女性と性交したことはあるが、18歳未満とは思っていなかったとのことでした。

 

その女性とは出会い系アプリで知り合いましたが、SNSで年齢確認をしたところ18歳と言われ、会った際にも口頭で年齢確認をしたところ18歳と言われました。ご本人は18歳であると確信していたため、「18歳未満であることの認識(故意)がない」として争う方針で臨むことになりました。

 

ご本人は逮捕翌日に実施された検察官の弁解録取や勾留質問でも否認し、勾留されました。

 

弁護士がご本人に対して、警察の誘導(「18歳未満と知っていましたね?」)に乗って自白調書をとられないよう頻繁に接見し、サポートしました。その結果、嫌疑不十分で不起訴となりました。

弁護士のコメント

児童買春で逮捕された場合、「18歳未満だと知りませんでした」と否認すると高確率で勾留されます。

 

勾留されると欠勤が続くことにより会社に発覚し、解雇されるリスクがあるため、実際は18歳以上だと思っていても、早期釈放を優先して、「18歳未満だと知っていました」と自白する方もいますし、そのような対応が間違っているとも言えません。

 

もっとも、本事例ではご本人は自営業でしたので解雇を恐れる必要はなく、また、「たとえ勾留されたとしても自分の主張を貫きたい」との思いをもっていましたので、否認を貫かせました。

弁護士費用

本ケースの弁護士費用(総額) 83万円(税込・実費込)

着手金(身柄拘束中・否認事件)33万円(税込)
不起訴の報酬金(嫌疑不十分)50万円(税込)
実費(交通費・郵便代など)着手金に含まれます

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PROFILE
【この記事の作成者】弁護士 楠 洋一郎(第二東京弁護士会所属 / 登録番号:第39896号)
【事務所名:ウェルネス法律事務所】

刑事事件の弁護士経験15年以上。これまで約3000件の刑事事件を取り扱い、うち児童買春・淫行事件は100件以上の実績があります。家宅捜索後の逮捕阻止や迅速な示談交渉による不起訴獲得など、豊富な実務経験に基づき本記事を執筆しました。

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