弁護士の接見

このページはウェルネス法律事務所の弁護士 楠 洋一郎が執筆しています。

 

 

弁護士が接見する重要性

逮捕はある日突然やってきます。逮捕されるとすぐに警察署に連行され、厳しい取調べが始まります。取調べが終われば、留置場に入れられ24時間体制で監視されます。逮捕された本人は、これから自分がどうなるのかわからず、極度に不安な状態におかれます。

 

逮捕直後は、ご家族も本人に面会することができません。本人を法的にも精神的にもサポートできるのは弁護士だけです。弁護士がなるべく早く本人と接見すること-これが全ての弁護活動の出発点です。

 

弁護士の接見でできる4つのこと

(1)取調べの対応方法をアドバイスする

逮捕直後に不利な供述調書を作成されてしまうと、後で挽回することは難しくなります。不利な調書をとられてしまったために、起訴されたり、有罪判決になってしまうケースも少なくありません。

 

警察もそのことをよくわかっているので、逮捕直後に、不安な気持ちでいっぱいの被疑者を追い込んで、自分たちに都合のよい調書をいっきに作成しようとします。そのような調書がとられないようにするため、弁護士が本人と接見し、取調べにどのように対応すればよいのかアドバイスします。

 

(2)事件の見通しを説明する                                                      

逮捕された方は、自分のおかれた状況や今後の見通しがわからず、大きな不安を抱いています。弁護士が本人と接見し、事件についてヒアリングを行い、刑事手続の流れやとるべき弁護活動をアドバイスします。

 

釈放や不起訴などに向けて見通しが立てられれば、本人としては、過酷な状況のなかでも、希望をもって対応することができます。

 

(3)ご本人とご家族との橋渡し

逮捕直後は、本人は非常に動揺しています。ご家族からのちょっとしたメッセージでも、本人にとっては大きな心の支えになります。また、弁護士が、本人の言葉をご家族に届けることにより、ご家族の不安をやわらげることができます。

 

(4)ご本人と勤務先の橋渡し

逮捕直後は、勤務先に対して、欠勤したことをどのように説明するかということが大きな問題になります。弁護士が本人の状況や希望を聴き取り、ご家族にフィードバックすることにより、逮捕されたことが勤務先にばれないように配慮していきます。

 

弁護士の接見-7つの強み

逮捕・勾留された方が弁護士と接見する権利は、憲法で保障された重要な権利です。そのため、弁護士の接見は、一般の方の面会に比べて、次の7つの強みがあります。

 

(1) 逮捕直後から接見できる

ご本人が逮捕されてから勾留されるまでの間(最長3日間)は、通常、ご家族が面会することはできません。これに対して、弁護士は、逮捕当日からご本人と接見することができます。

 

(2)接見時間の制限なし

ご家族は、面会できる時間が15分程度に制限されます。これに対して、弁護士の接見に時間制限はありません。時間を気にすることなく、ご本人とやりとりすることができます。

 

(3)土日祝日、深夜・早朝でも接見できる

ご家族は、平日の決まった時間帯(通常、午前9時~午後0時、午後1時~午後5時)しかご本人と面会することができません。これに対して、弁護士は、土日祝日、深夜・早朝を問わず24時間いつでも接見できます

 

(4)ご本人と1対1で話ができる

ご家族がご本人と面会する場合、警察官がその場に立ち会い、やりとりの内容を記録します。これに対して、弁護士が接見する場合、警察官の立ち会いはありません。弁護士が1対1で接見する権利は憲法によって保障されています。そのため、ご本人は、弁護士と事件や今後の対応などについて、気兼ねなくやりとりすることができます。

 

(5) 接見禁止でも接見できる

共犯事件や否認事件では、ご家族であっても、ご本人との面会が認められない場合があります(接見禁止)。接見禁止がついていても、弁護士なら接見することができます。弁護士が被疑者・被告人と接見する権利は憲法上保障されており、接見禁止処分によっても制約されることはないのです。 

 

(6) 取調べ中でも柔軟な対応を期待できる

ご家族の方がご本人と面会しようと思っても、面会を希望する時間帯に、ご本人に対する取調べの予定が入っていれば面会することはできません。これに対して、弁護士が接見を希望した場合、たとえ取り調べの予定が入っていても、取調べの時間をずらしてもらうなどの柔軟な対応を期待することができます。

 

(7)検察庁や裁判所でも接見できる

弁護士は、警察署や拘置所だけではなく、検察庁や裁判所で接見することもできます。例えば、弁護士が、勾留質問の前に裁判官と面接して裁判官がどのような問題意識をもっているのかを把握し、その後すぐに、裁判所の接見室でご本人にフィードバックする等、機動的な弁護活動が可能です。

⇒弁護士の接見(検察庁・裁判所)

 

弁護士の接見-費用について

(1)国選弁護士の接見費用

国選弁護士の接見は、ほとんどのケースで無料になります。何回接見しても無料です。ただ、国選弁護士には以下のようなデメリットがあります。

 

①家族から国選弁護士に初回の接見を依頼することができない。

②本人は国選弁護士を呼ぶことができるが、どの弁護士にするのか選べるわけではない。

②国選弁護士は逮捕中は接見できない。接見できるのは勾留後。

 

(2)当番弁護士の接見費用

当番弁護士とは、逮捕された方やご家族の要請に基づき弁護士会から派遣される弁護士です。

 

当番弁護士の接見も無料です。ただ、当番弁護士に無料で接見してもらえるのは最初の1回だけです。その後も継続的に接見してもらいたい場合は、当番弁護士に費用を払って、私選弁護士として契約する必要があります。

 

(3)私選弁護士の接見費用

私選弁護士の接見は有料です。弁護士費用は事務所によって様々です。基本的な料金プランの中に、接見の費用が含まれている事務所もあれば、接見は別料金になっている事務所もあります。後者の場合は、弁護士が接見に行くたびに、追加費用が発生しますので注意が必要です。

 

刑事事件をメインに取り扱っている事務所では、「初回接見」とか「緊急接見」という名称で、<まず1回だけ弁護士が接見する>というプランを用意していることが多いです。

 

このような接見のみのプランを利用することにより費用をおさえることができます。ただし、弁護士が1回接見してくれるだけなので、継続的な弁護を依頼する場合は、別途料金が必要になります。

 

ウェルネスの初回接見プラン

(1)初回接見プランとは

逮捕された方のご家族から依頼を受けて、弁護士が一度だけ警察署等でご本人と面会するプランです。正式な弁護契約を締結する前に、まず接見だけ依頼したいという方には初回接見プランをおすすめします。

 

(2)初回接見プランでできること

弁護士の接見でできる4つのことを全て行います。その上で次ののことを行ないます。

 

①弁護士が本人に黙秘権について説明し、取調べで黙秘したらどうなるかを見すえた上で対応をアドバイスします。

②弁護士が本人に被疑者ノートを差し入れ、使い方を詳しく説明します。

③弁護士が本人にレポート用紙を差し入れ、被害者への謝罪文の書き方を詳しく説明します。

④弁護士が本人に顔が報道されないようにするためのアドバイスを行います。

⑤ご家族から衣類などを預かり本人に差し入れます。

 

(3)初回接見プランの流れ

①初回接見プランのお申込み

03-5577-3613までお電話ください。

 

*迅速な対応が求められますので、初回接見プランのお申込みはメールではお受けしておりません。お電話のみとさせていただいております(土日・祝日も受け付けております)

 

②費用のお支払

次のいずれかの方法により弁護士費用(3万5000円:消費税別、交通費込み)をお支払いください。

・銀行振込み

・事務所にお越しいただく事務所の地図 

 

③初回接見

費用をお支払いただいた後(銀行振込の場合はご入金確認後)、24時間以内の接見をお約束します。東京の警察署であれば、午後6時までにお支払があれば、原則として即日接見いたします。

 

④ご報告

接見内容について、(ご本人の了解が得られる範囲で)ご依頼者へ報告します。初回接見後に弁護契約を締結するか否かはご依頼者の自由です。契約締結を前提とした上で、話を進めていくようなことはしませんのでご安心ください。

 

(4)初回接見プランの弁護士費用

初回接見プランの費用は3万5000円です(消費税別、交通費込み)。

 

*弁護契約を締結される場合、初回接見の費用(3万5000円)は着手金から控除されます。そのため実質無料となります。

 

【接見のページ】

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逮捕前の接見プラン

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一般の方

留置場での面会ガイド

接見禁止と解除の方法

 

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