【家族が逮捕】初回接見後の弁護士費用が高すぎる!対処法は?

家族が逮捕_初回接見後の弁護士費用が高すぎる!対処法は?

 

このページは弁護士 楠 洋一郎が作成しています。

 

 

 

 

【家族が逮捕】私選弁護人がベスト

私選弁護人がベスト

 

家族が逮捕されたことを知って、まず考えるのは「弁護士を呼ぶ」ということでしょう。家族が呼べる弁護士は当番弁護士か私選弁護人のどちらかです。

逮捕後されたらすぐに弁護士を呼ぼう!呼び方や弁護士費用を解説

 

 

国選弁護人は身柄拘束された本人しか呼べませんし、呼べるタイミングも勾留された後になってしまいます。当番弁護士は逮捕直後に呼べるものの、「弁護士を選べない」というデメリットがあります。

 

 

そのため、お金はかかってしまいますが、私選弁護人を呼ぶのがベストです。

 

 

【家族が逮捕】初回接見の費用は安い

初回接見の費用は安い

 

私選弁護人は、インターネットで刑事事件に強い弁護士事務所を探して依頼するのが一般的です。

 

 

家族が逮捕された場合、まずは初回接見のみを弁護士事務所に依頼することが多いです。初回接見を依頼すると、弁護士が逮捕された方と1回接見し、今後の流れを説明したり、取調べにどう対応するかをアドバイスします。

 

 

初回接見の料金は3~5万円前後とそこまで高額ではありません。そのため、お金のことを気にせずに気軽に依頼できるというメリットがあります。

 

 

【家族が逮捕】初回接見後の弁護士費用が高すぎる!

初回接見後の弁護士費用が高すぎる!

 

弁護士に初回接見をしてもらった後、家族が事務所に行って弁護士から接見内容や弁護プラン等について説明を受けます。

 

 

ひと通りの説明を受けた後、弁護士費用の話へ進みます。ここでびっくりする程高い金額を言われることがあります。

 

 

初回接見の料金が数万円だったので、弁護士費用は数十万円くらいを想定していたところ、200万円以上の金額を提示されることもあります。

 

 

金額を聞いて「高い!」と思っていても、「家族のために何とかしなければ。」と藁をもつかむ思いで、大金を払って弁護士に依頼するケースも少なくありません。

 

 

【家族が逮捕】どうして弁護士費用が高くなるのか?

どうして弁護士費用が高くなる?

 

1.ネットマーケティングにお金がかかる

刑事事件の弁護士は口コミや紹介ではなく、インターネットで探すのが一般的です。そのため、多くの弁護士事務所は、ネット上での存在感を高めるために、ネットマーケティングに力を入れています。

 

 

SEOコンサルティングやリスティング広告、ポータルサイトへの登録等で月に数百万円以上の費用をかけている事務所もあります。

 

 

ネットマーケティングの費用は弁護士費用から回収されるため、弁護士費用が高くなるのです。

 

 

2.弁護士費用の相場がわからない

多くの方は、自分や家族が刑事事件の被害者になることはあっても、容疑者になると考えたことはないでしょう。

 

 

そのため、刑事事件の弁護士費用の相場について知らないのが通常です。

 

 

費用の相場を知っていれば、弁護士から金額を提示されたときに「相場より高い」と判断することができますが、知識がないと「高いけれどもこれが相場だったら仕方がない」と判断してしまいがちです。

 

 

3.緊急事態であせっている

家族が逮捕された方は、緊急事態に直面し「一刻も早く何とかしなければ」と非常にあせっています。

 

 

家族が勾留されてしまうと解雇されるリスクもあるため、「背に腹は代えられない」と借金をして弁護士に依頼する方もいます。

 

 

4.まとめ

刑事事件では、弁護士事務所は、高い広告費を払ってネット上での存在感を高めれば、弁護士費用が高くても、多くの依頼を受けることができます。

 

 

なぜなら、依頼者は弁護士費用の相場について把握しておらず、家族が逮捕され非常に焦っているからです。

 

 

【家族が逮捕】弁護士費用を安くするための方法

弁護費用を安くする方法

 

初回接見は「弁護士に1回接見してもらう」という契約です。初回接見の契約をしたからといって、その後の刑事弁護も同じ事務所に依頼しなければならないわけではありません。

 

 

初回接見後にびっくりする程高い弁護士費用を提示された場合は、弁護士事務所の切り替えを検討されるとよいでしょう。

 

 

上で説明した通り、弁護士費用が高くなる理由は、①事務所の広告費、②依頼者の知識不足、③依頼者のあせりの3点です。「弁護士が優秀だから費用が高い」、「費用が高い事務所に依頼した方が結果がよくなる」というわけではありません。

 

 

弁護士費用を節約するためには、大手の事務所ではなく、小規模な事務所にも目を向けるとよいでしょう。小規模な事務所は大手の事務所に比べて広告費をかけていないことが多いので、弁護士費用が相対的に安くなります。

 

 

刑事事件は家族の一大事ですが、事件が終わった後も家族の生活は続きます。

 

 

弁護士費用を節約するため、初回接見後に高額の料金プランを提示された場合は、その場で契約するのではなく、「検討します」と言って、他の事務所にも相談に行くとよいでしょう。

 

 

【ウェルネス】刑事事件の弁護士費用が安い事務所

ウェルネス_刑事事件の弁護士費用が安い法律事務所

 

ウェルネスは、弁護士自らSEO対策を行い、広告費を徹底的に削減することによって、多くの事務所よりも安い弁護士費用を実現しています。

 

刑事事件の弁護士費用が安い法律事務所

 

 

ウェルネスでは、初回接見を別の事務所に依頼して高額の費用を提示された方からの依頼も多数受けております。

 

 

「刑事事件後の生活も守りたい」という方はお気軽にウェルネス(03-5577-3613)へご相談ください。

 

 

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