【窃盗】高級時計を盗み質入れ、質屋と時計の所有者双方と示談をして不起訴を獲得したケース

⚖️ 解決事例 ②

ホームパーティで100万円超の高級時計を盗み質入れしたが、質屋・所有者双方との示談で不起訴になったケース

この記事の執筆:弁護士 楠 洋一郎(登録番号第39896号)

🏆 獲得処分 窃盗罪で不起訴処分(起訴猶予・前科回避)

在宅事件・実質被害者(質屋)とも示談成立

 

事案の概要

ホームパーティで、ご本人(20代女性・アルバイト)が部屋にあったパーティー主宰者の高級時計を盗んだ事件。ご本人は盗んだ時計を質屋で換金していました。質屋は、警察の要請に応じ、後日、時計を任意提出しました。

 

定価ベースでも100万円を超える高級時計であり、被害金額を考えると逮捕されてもおかしくない事件でしたが、ご本人が複数の病気を抱えていたこともあり、在宅事件として捜査が進められていました。

 

弁護活動の結果

不起訴処分(起訴猶予・前科がつかずに解決)

 

弁護活動の内容

弁護士が質屋と交渉し、「買取金額と同額の示談金を支払う」という条件で示談を成立させました。これによって、まず質屋の損害を回復しました。

 

時計は捜査がひととおり終了した後に警察から被害者に返還されることになっていましたが、被害者は数か月にわたり時計を使うことができず、警察に行って事情聴取を受ける必要も生じたため、被害者(時計の所有者)にも迷惑料を支払うことで示談を成立させました。これらの活動の結果、ご本人は不起訴処分となりました。

👨‍⚖️ 弁護士のコメント

警察に被害届を提出したのは時計の持ち主です。もっとも、今回の事件で一番大きな被害を受けることになったのは質屋です。なぜなら、民法193条の規定により、質物が盗品であった場合、盗難から2年以内であれば、質屋は、被害者から無償で返還するよう請求されれば、原則としてこれを拒めないからです。

 

そこで、不起訴処分を獲得するために、所有者だけではなく、実質的な被害者である質屋とも示談を締結しました。

 

弁護士費用

本ケースの弁護士費用 44万円(消費税・実費込み)

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PROFILE
【この記事の作成者】弁護士 楠 洋一郎(第二東京弁護士会所属 / 登録番号:第39896号)
【事務所名:ウェルネス法律事務所】

刑事事件の弁護士経験15年以上。これまで約3,000件の刑事事件を取り扱ってきました。

 

窃盗事件・万引き事件における「示談交渉」「逮捕・勾留回避」「不起訴処分の獲得」において豊富な実務経験を有しています。現場で培ったノウハウに基づき、お一人おひとりの状況に合わせた最善の弁護活動を提供します。

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