盗撮事件で被害感情が厳しい親御様との示談交渉をまとめて不起訴になったケース

盗撮事件の概要

ご本人(40代男性・会社員)が商業施設内で女子高生のスカートの下から下着を盗撮したところ、店員に検挙され警察に通報された事件。逮捕はされませんでしたが、在宅事件として捜査が進められていました。

 

 

弁護活動

弁護士が警察の担当者に確認したところ、被害者側は加害者の厳重処罰を求めているとのことでした。

 

 

その後、弁護士が被害者のお母様とお話しましたが、「娘の心の傷が癒えていない」、「お金でなかったことにするのは納得できない」として、示談をするつもりはないとのことでした。

 

 

このまま示談交渉を続けるとよりいっそう被害感情が悪化する可能性があることから、ひとまず交渉を中断しました。

 

 

事件が書類送検された後に、弁護士が、改めて被害者のお母様とお話しし、娘様の個人情報を秘匿すること、本人の反省状況や再発防止策への取り組み状況等を説明して、丁寧に交渉した結果、示談をまとめることができました。

 

 

示談成立後、速やかに不起訴処分となりました。

 

 

弁護士のコメント

示談交渉はマイナスからのスタートです。一度断られることがあっても粘り強く交渉することが大切です。

 

 

弁護士費用

44万円(消費税込み)

 

ご本人の直筆メッセージ