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【不同意性交等】酔った女性と性交して逮捕されたが、示談で不起訴を獲得したケース
事案の概要
ご本人(20代男性・アルバイト)が、クラブで知り合った女性(被害者)と一緒にホテルに行き、性交した事件です。
① 事件発生から逮捕までの経緯
クラブで知り合ってからホテルでの滞在、翌日の逮捕に至るまでの経緯は以下の通りです。
被害者はクラブで泥酔していたため、ご本人は介抱するために被害者と一緒にクラブを出て、2人で近くのホテルに入りました。室内で被害者が嫌がる様子もなかったことから、自然な流れで性交に及びました。
翌朝、被害者が眠り込んでいたため、ご本人は被害者を部屋に残して宿泊料金を精算しホテルを出ました。その後、近くにあるバイト先に直行して仕事をしていると、警察官が店を訪れ被害者について尋ねてきたため、滞在していたホテルの名前を伝えました。
警察署への任意同行を求められたためこれに応じ、警察署で取調べを受けていましたが、その場で逮捕状を示され通常逮捕されました。勾留決定後、親御様からウェルネスへ弁護のご依頼をいただきました。
弁護活動の内容と不起訴への道筋
勾留決定直後にご家族からご相談を受け、弁護士が直ちに留置場へ初回接見に向かいました。
① 法的リスクの分析と弁護方針の策定
本人が「同意があった」と認識していても、相手が泥酔している事案では法的に不利な立場に置かれます。
ご本人は、被害者から避妊具をつけるよう言われたり布団の中で身体を触られたりしたことから「同意がある」と思っていました。しかし、「被害者が泥酔していた」という認識自体はあったため、アルコールの影響(刑法176条1項3号・4号)に乗じて性交したと判断され、同意の有無にかかわらず不同意性交等罪が成立する可能性が十分にある状況でした。
そのため、無理に否認を貫くのではなく、示談を成立させて不起訴を獲得する方針で臨みました。
② 迅速な示談交渉と釈放・不起訴の獲得
弁護士が検察官を通じて被害者のお父様の連絡先を把握し、誠意を尽くして示談交渉を行いました。
被害者の親御様と丁寧に交渉を重ねた結果、適正な金額で示談をまとめることができました。弁護士が締結した示談書を速やかに検察官に提出したところ、勾留満期を待たずに処分保留で釈放され、その後正式に不起訴処分(起訴猶予)となり前科を回避することができました。
弁護士のコメント(泥酔者に対する性交と示談の重要性)
不同意性交等事件では「同意の有無」が問題になることがよくありますが、泥酔状態の相手に対しては注意が必要です。
① 「同意があった」という主張が通らない理由
相手がお酒に酔っている場合、正常な判断能力を失っており、外見上同意しているような素振りがあっても犯罪が成立することがあります。
相手が泥酔している場合、法律上「有効な同意をする能力がない」とみなされやすいです。そのため、たとえ相手が一時的に応じるような言動を見せていたとしても、それだけで処罰を免れることは困難です。
- 防犯カメラ映像:クラブ周辺やホテル入館時に千鳥足になっている様子など
- 呼気・血液検査:保護時や受診時のアルコール濃度データ
- 目撃証言:店舗スタッフや同行者の証言
※証拠から泥酔状態が明らかな場合は、無理に同意を主張しても起訴されるリスクが高いため、本事例のように早期に示談へ舵を切ることが最善の防御策となります。
本事例のように、逮捕・勾留されて絶望的な状況であっても、弁護士が速やかに介入し示談を成立させることで、早期釈放と前科の回避は十分に可能です。解決事例一覧ページでは、他にも「嫌疑不十分を勝ち取ったケース」や「事件化そのものを阻止したケース」など、多種多様な事例を掲載しています。
不同意性交等罪で前科を避けるためには、経験豊富な弁護士による早期の介入が欠かせません。以下のページでは、弁護士に依頼するメリットや、気になる示談金・弁護士費用の相場、そしてウェルネスの弁護士費用について詳しく解説しています。
刑事事件の弁護士経験15年以上。これまで約3,000件の刑事事件を取り扱ってきました。
特に不同意性交等事件における「示談成立」「不起訴処分の獲得」において豊富な実務経験を有しています。現場で培ったノウハウに基づき、お一人おひとりの状況に合わせた最善の弁護活動を提供します。
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