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【不同意性交等】膣に指を入れて逮捕・勾留、示談により早期釈放・不起訴を獲得
事案の概要
ご本人(40代男性・自営業)が仕事仲間の女性と食事後に事務所内でマッサージを行い、陰部に手指を挿入したとして約3か月後に逮捕された事件です。
① 事件発生から逮捕までの経緯
マッサージから性的行為の中止、約3か月後の逮捕に至るまでの経緯は以下の通りです。
ご本人が仕事仲間の女性と一緒に仕事をした後、2人で食事に行きました。ご本人はマッサージの知識をもっていたことから、事務所に戻った後に女性の同意を得てドライマッサージを行い、さらに同意を得てオイルマッサージを行いました。マッサージ終了後に人生相談をしていたところ、女性から体の関係を許容するような発言がありました。
ご本人は発言を受けて、女性にキスをして陰部を触り指を入れましたが、女性から制止されたため直ちに行為を中止しました。しかし、その日以降女性と連絡がとれなくなってしまいました。
事件から約3か月後、警察によって突然逮捕され、その後に勾留が決定しました。ご本人の将来を案じた親御様より、ウェルネスへご相談・ご依頼をいただきました。
弁護活動の内容と不起訴への道筋
勾留決定後に親御様より依頼を受け、直ちに接見を行い弁護方針を策定しました。
① 法的リスクの分析と示談方針の決定
客観的証拠が乏しい密室事件では、起訴・実刑のリスクを避けるための慎重なリスクコントロールが求められます。
ご本人の供述からは相手方の同意があったかのようにも考えられました。しかし、「今日は楽しかったです」といった行為後のSNSメッセージなどの合意を裏付ける客観的証拠が存在せず、起訴されて実刑となるリスクを否定できない状況でした。そのため、無理に否認を貫くのではなく、示談を成立させて不起訴を獲得する方針で臨むことになりました。
② 弁護士間の交渉による示談成立(分割払いの合意)
相手方の代理人弁護士と粘り強く交渉し、分割払いによる示談をまとめ早期釈放と不起訴を獲得しました。
相手方も弁護士に依頼していたため、弁護士同士で交渉を行いました。ご本人やご家族の経済状況から一括での示談金支払いが困難であったため、相手方弁護士と粘り強く交渉し、「示談金の分割払い」(2回分割)での合意を取り付けました。
示談成立後、ご本人は速やかに処分保留で釈放され、2回目の示談金支払い完了後に正式に不起訴処分(起訴猶予)となり、前科を回避することができました。
弁護士のコメント(法改正による手指挿入の重罰化とリスク管理)
膣に手指を挿入する行為は、以前は強制わいせつ罪として扱われていましたが、令和5年(2023年)の刑法改正により、不同意性交等罪として扱われることになりました。
法定刑(拘禁刑5~20年)が極めて重い犯罪であるため、同意の立証が困難な密室事案では現実的なリスク管理が重要です。
- 密室での立証難度:防犯カメラのない密室で発生した事件では、同意ありの立証が容易ではない点
- 法定刑の重さ:罰則は「5年以上の拘禁刑」であり、起訴されれば初犯でも実刑リスクが極めて高い点
- 示談による確実な実刑回避:同意があったと推認できる場合でも、客観証拠がない場合は示談を優先して不起訴を狙うことが有効な戦略となる点
※「合意があったはずだ」と主張し続けて起訴・実刑になってしまっては取り返しがつきません。状況を冷静に見極め、最善の着地点を選択することが重要です。
初犯でも実刑リスクが高い不同意性交等事件において、不起訴や早期釈放を勝ち取る最大の鍵は「被害者との示談」です。ウェルネスでは、確かな交渉力で数多くの示談成立(前科回避)を実現しています。他の解決事例もぜひご確認ください。
不同意性交等事件で前科を避けるためには、経験豊富な弁護士による早期の介入が欠かせません。以下のページでは、弁護士に依頼するメリットや、気になる示談金・弁護士費用の相場、そしてウェルネスの弁護士費用について詳しく解説しています。
刑事事件の弁護士経験15年以上。これまで約3,000件の刑事事件を取り扱ってきました。
特に不同意性交等事件における「示談成立」「不起訴処分の獲得」「事件化阻止」において豊富な実務経験を有しています。現場で培ったノウハウに基づき、お一人おひとりの状況に合わせた最善の弁護活動を提供します。
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