【大麻事件】大麻リキッドの所持で逮捕を回避し不起訴を獲得した事例

この記事の執筆:弁護士 楠 洋一郎(登録番号第39896号)

 

 

事案の概要

ご本人(20代男性・会社員)が友人と大麻リキッドを吸った後、車を運転してドライブしていたところ、検問に出くわしました。捜査員が所持品検査をしたところ、ご本人のズボンのポケットから大麻リキッドが出てきました。ご本人は動揺して、「店でCBDだと思って買いました」と事実と異なる供述をしました。

 

 

科捜研で鑑定をした結果、THCが検出され、大麻所持罪で立件されました。

*本件は大麻使用罪が創設する前の事例です。

 

 

処分の内容

不起訴処分(起訴猶予)

 

 

弁護活動

鑑定待ちの間に親御様から依頼を受けました。合理的な根拠なく「CBDだと思っていました」と供述した場合、THCが検出されれば逮捕される可能性が高くなります。そのため、大麻(THC)だと認識してリキッドを所持していた旨の上申書を弁護士が作成し、ご本人に確認してもらった上で、署名・捺印してもらいました。

 

 

親御様にも身元引受書を作成してもらいました。その上で弁護士が逮捕の要件を満たさない旨の意見書を作成し、これらの資料と共に警察に提出しました。こうした活動の結果、逮捕を回避することができました。

 

 

ご本人には依存症治療を手掛けているクリニックに通院してもらいました。親御様にも依存症患者の家族向けの研修に参加してもらいました。これらの活動をふまえ、本人が再犯防止に尽力していることや両親の監督に実効性があることを、弁護士が意見書で指摘しました。このような活動の結果、不起訴処分となりました。

 

 

弁護士のコメント

大麻リキッドが押収された時点で半分程度なくなっており、量が少なくなっていたことも不起訴の一因と考えられます。

 

 

 

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【この記事の作成者】

弁護士 楠 洋一郎(第二東京弁護士会所属 / 第39896号)

【事務所名:ウェルネス法律事務所】

 

刑事事件の弁護士経験15年以上。これまで約3000件の刑事事件を取り扱ってきました。

 

大麻・薬物事件の豊富な実務経験に基づき作成しています。


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