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特定商取引法違反の解決事例
特定商取引法違反の解決事例①
事案の概要
ご本人(30代男性・自営業)は床下換気扇の取り換え業を営んでいましたが、①お客様を勧誘する際に換気扇に不具合がなかったにもかかわらず不具合があると言ったこと、②クーリングオフの説明をせずクーリングオフの書面も交付していなかったことから、特定商取引法違反の容疑で検挙され、警察の取調べを受けていました。
弁護活動
書類送検後に弁護士がお客様と交渉し示談をまとめました。示談成立後、ご本人は速やかに不起訴処分になりました。
弁護士のコメント
書類送検された事件の被害者は1名でしたが、警察がリストアップした被害者は他に4名いました。一部の被害者については、中古品の換気扇を新品の換気扇として設置しており、詐欺罪も問題とされていました。
弁護士がこれらの被害者全員と速やかに示談を成立させ、中古品の換気扇を設置したお客様については、無料で新品の換気扇と交換しました。弁護士が示談や交換工事の状況を報告書にまとめて警察に提出した結果、これらの事件については全て警察段階で終了となりました。