痴漢をした場合に不起訴を獲得するための4つの方法

このページは弁護士 楠 洋一郎が執筆しています

 

 

痴漢の自白事件で不起訴を獲得するための方法は次の4つです。

 

1.示談をする

検察官は、痴漢の被疑者を起訴するか不起訴にするかを決めるにあたり、示談しているかどうかを非常に重視します。そのため、被害者との間で示談がまとまれば、不起訴になる可能性が非常に高くなります。

 

ただ、捜査機関は、加害者本人やご家族に被害者の名前や電話番号などの個人情報を教えてくれません。そのため示談交渉は弁護士が行うことになります。

 

痴漢の被害者は事件によって大きな不安を抱いています。弁護士としては、示談交渉の全般を通じて、被害者の気持ちに細やかに配慮した姿勢が求められます。

示談の相談は弁護士へ

 

【不起訴を獲得するために】

弁護士が示談書と示談金の領収書を検察官に提出します。

 

2.被害者に謝罪する

不起訴を獲得する上で示談は極めて重要ですが、大きな不安を抱いている被害者に対して、いきなりお金の話をするのはご法度です。

 

まずは被害者の方に誠意をつくして心からお詫びをすることが必要です。もっとも、ほとんどの被害者は加害者に直接会うことを希望されません。そのため、弁護士を通じて、謝罪文をお渡しすることにより、お詫びすることになります。

 

謝罪文には通り一遍の内容ではなく、自分のことばで謝罪の気持ちを書いてもらいます。

示談と謝罪文 

 

【不起訴を獲得するために】

弁護士が謝罪文の写しを検察官に提出します。また、ご依頼者に検察官の前で被害者に対するお詫びの気持を直接語ってもらいます。

 

3.専門家のサポートを受ける

痴漢の常習者のなかには、痴漢をやめたいという強い気持ちをもちながら、自分自身をコントロールできず、痴漢を繰り返してしまう人が少なからずいます。

 

そのような方には、専門家の助けが必要です。性依存症を扱っている医師やカウンセラーの治療を受けることによって、痴漢に走ってしまう傾向を根本から改善していきます。

 

【不起訴を獲得するために】

弁護士が診断書や本人作成の通院報告書などを検察官に提出します。

 

4.家族に監督してもらう

ご家族に本人を監督することを約束してもらい。監督プランを記載した陳述書を作成してもらいます。監督方法としては、通勤するときに最寄り駅まで送迎したり、カウンセリングに付き添ったりということが考えられます。

 

【不起訴を獲得するために】

弁護士がご家族作成の陳述書を検察官に提出します。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?不起訴を獲得すれば前科がつくこともありません。

 

このページで紹介した4つの方法のうち最も重要なのは示談です。痴漢の被害者は事件によって深く傷ついていますので、交渉は被害者の気持ちを考えながら、慎重に進める必要があります。刑事事件の経験豊富な弁護士に相談するとよいでしょう。

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