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【器物損壊】酔って車を破損させ逮捕されたが勾留を阻止して示談で解決した事例(余罪4件あり)
この記事の執筆:弁護士 楠 洋一郎(登録番号第39896号)
事案の概要
ご本人(20代男性・アルバイト)がビリヤードをした後、友人と居酒屋やガールズバーで飲酒をして帰宅しました。ご本人はその約4か月後に、器物損壊罪で逮捕されました。逮捕容疑は、その日にビリヤードのキューケースで自宅近くの駐車場にとまっていた車のリアガラスを割ったというものでした。
ご本人は当時、泥酔していたこともあり全く覚えていませんでしたが、持っていたキューケースの取っ手がちぎれていたことは覚えていました。また、現場近くの防犯カメラの写真を刑事に見せられ、自身が写っているのを確認しました。
処分の内容
不起訴(親告罪の告訴取消)
弁護活動
ご本人のお母様から依頼を受けました。ご依頼を受けた当日に送検されたため、弁護士が検察庁でご本人と初回接見をしました。事件についてご本人に確認したところ、全く記憶がなく、「やっていないと信じたい」とのことでした。
もっとも、ご本人が泥酔していたことや防犯カメラの撮影状況をふまえると、否認して不起訴を獲得することは困難と考えられたため、自白の方針で臨むことになりました。
接見後すぐに検察官によって勾留請求されました。弁護士が意見書を作成する時間がなかったため、ご本人のお母様にお電話し、息子を監督する旨誓約してもらい、その内容を電話聴取事項報告書にまとめて裁判所に提出しました。
また、裁判官と面接して、ご本人が自白していることや今後は弁護士を通じて被害者と示談交渉を行うこと、示談金は母親が用意すること等をお話ししました。
その結果、検察官の勾留請求が却下され、即日釈放されました。その後、弁護士が被害者と示談交渉に入りましたが、事件から既に4か月が経過しており、修理代金は保険会社から支払われていました。
そこで、弁護士が保険会社に連絡をとり、保険会社の負担分を保険会社に支払うことになりました。その上で改めて被害者と交渉し、慰謝料を支払って示談をまとめました。告訴も取り消してもらい不起訴になりました。
通常であればここで事件終了となりますが、事件当日の余罪があり、ご本人は他にも4台の車を破損させていました。
そこで、弁護士が残り4名の被害者全員と示談交渉をして示談をまとめました。既に保険で修理代金が支払われている被害者については、保険会社とも連絡をとり保険会社の負担分を保険会社に弁済しました。被害者個人についても免責分の費用と慰謝料をお支払いしました。
最終的には4名の被害者全員に告訴を取り消してもらい、最初の件とあわせて5件全て不起訴となりました。
弁護士のコメント
近隣トラブルによる車の損壊については、対象車両が限られていますが、本事例のような特に理由のない愉快犯的な器物損壊は、対象車両が多数になることがあります。
全件不起訴を獲得するためには、かなりの示談金が必要となるため、予算に限りがある場合はできるだけ弁護士費用が安い事務所に依頼した方がよいでしょう。
弁護士費用
本件…55万円(税込・実費込)
余罪…1件あたり11万円×4=44万円(税込・実費込)
合計…99万円
【器物損壊で逮捕-平穏な日常を取り戻すために】 「壊してしまった」という事実は変えられませんが、その後の対応があなたの将来を大きく左右します。
「逮捕されてしまったが、一刻も早く釈放されて職場に戻りたい」 「示談を成立させて、前科がつくのを防ぎたい」
器物損壊事件は、対応の早さが解決の鍵となります。ウェルネスがこれまでどのようにして釈放や不起訴を勝ち取ってきたのか。具体的な解決ストーリーと弁護活動の詳細は、以下の事例集をご覧ください。 |
【器物損壊事件の解決のために】 「警察から呼び出しを受けた」「家族が逮捕されてしまった」と一人で悩まず、まずは器物損壊事件の仕組みと解決の道筋を知ることが大切です。平穏な生活を取り戻すための具体的なステップと弁護士費用については、以下のメインページで詳しく解説しています。 |
【この記事の作成者】 弁護士 楠 洋一郎(第二東京弁護士会所属 / 登録番号:第39896号) [事務所名:ウェルネス法律事務所]
刑事事件の弁護士経験15年以上。これまで約3000件の刑事事件を取り扱ってきました。粘り強い示談交渉による「事件化の回避」や「不起訴」の獲得など、現場での豊富な実務経験に基づき本記事を執筆しました。 【📞電話で無料相談を予約する】 |




