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無免許運転の解決事例
無免許運転の解決事例①
事案の概要
ご本人(30代男性・無職)が自宅から勤務先(当時)まで無免許運転をし、その約1年後にも無免許運転をしたとして、2件の道路交通法違反で在宅起訴された事件。
ご本人には無免許運転の前科2件、その他の交通違反歴が約10件ありました。
弁護活動
起訴後に弁護士が受任しました。自家用車を売却してもらう等の環境調整に努めました。
また、ご本人は難病に罹患していたことから、診断書等を証拠として提出し、刑罰よりも治療を優先すべきことを強調しました。こうした活動の結果、執行猶予判決を獲得することができました。
弁護士のコメント
ご本人には多数の交通違反歴があり、無免許運転の前科も2件あったため、今回は実刑判決となる可能性も十分にありました。
裁判では、自家用車を売却したことにより、2度と無免許運転をしないという決意を裁判官に納得してもらえたことが決め手となり、執行猶予を獲得することができました。
無免許運転の解決事例②
事案の概要
無免許運転中に他の車と衝突事故を起こした事件。ご本人(50代男性・会社員)は無免許運転が発覚することをおそれその場から逃げてしまいました。
事件について捜査していた警察がご本人の自宅前で行動確認をしていたところ、警察官の目の前で、ご本人が無免許運転をしたことから、現行犯逮捕されました。その後、勾留→起訴(公判請求)されました。
起訴後、当て逃げの際の無免許運転でも追起訴されました。ご本人は10年以上の長期間にわたって常習的に無免許運転をしていました。
弁護活動
起訴後にウェルネスの弁護士が受任しました。弁護士がすぐに保釈請求を行い、ご本人は保釈されました。
ご本人は、親族が経営する会社に在籍していましたが、無免許であることを偽って、会社の車を借りていました。事件後は車を返還し、在宅勤務に変更してもらいました。
また、日弁連交通事故相談センターに贖罪寄付を行いました。裁判では、親族に情状証人として出廷してもらい、ご本人を監督する旨を証言してもらいました。
こうした活動により執行猶予を獲得することができました。
弁護士のコメント
ご本人には前科がありませんでしたが、長期間にわたって常習的に無免許運転していたことから悪質と判断され、公判請求されました。
公判請求されれば検察官から懲役刑を請求されることになりますが、車を運転しない(できない)環境を作り上げ、執行猶予を獲得することができました。
無免許運転に強い弁護士が解説!