- トップ
- > 留置場(留置所)での面会ガイド-面会できる人や面会時間は?
留置場(留置所)での面会ガイド-面会できる人や面会時間は?
このページでは警察署での面会についてウェルネス法律事務所の弁護士 楠 洋一郎が解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
目次
留置場でいつから面会できる?
面会できるのは勾留された日の翌日以降になります。逮捕当日や翌日は面会できません。逮捕当日や翌日は、被疑者の取調べを重点的に行いますので、ご家族が面会することはできないのです。
【弁護士との違いは?】
弁護士は逮捕直後でも被疑者と接見することができます。
留置場で面会できる人は?
接見禁止がついていなければ、誰でも留置場で面会することができます。家族だけでなく、友人や彼女も面会することができます。
⇒接見禁止とは?接見禁止の理由や期間、解除の方法について解説
接見禁止が付いていても、妻や親など特定の方のみ接見禁止が解除されている場合、その方に限り面会することができます。
留置場で土日に面会できる?
ご家族が面会できるのは平日のみです。土日・祝日・年末年始(12月末~1月3日)は面会できません。
【弁護士との違いは?】
弁護士は土日・祝日・年末年始も接見することができます。
留置場での面会時間は?
留置場で面会できる時間帯は午前9時から午後0時まで及び午後1時から午後4時までのことが多いです。
【弁護士との違いは?】
弁護士は24時間いつでも接見することができます。
留置場で話せる時間は?
通常15分間です。あっという間に終わってしまいますので、事前に聞きたいことを整理しておくとよいでしょう。
【弁護士との違いは?】
弁護士は時間無制限で接見できます。確認したいことが数多くある場合は弁護士に頼むとよいでしょう。
留置場で面会できる回数は?
留置場で面会できる回数は1日1回です。「1日1回」というのは「誰かが一度でも面会するとその日は他の人は面会できない」という意味です。
例えば、ある日にAさんが本人に面会すると、同じ日にAさんは2度目の面会を行うことはできません。また、その日一度も面会していないBさんも面会できません。
面会希望の方が2名以上いる場合は、一緒に面会するか、お互いに連絡をとりあって面会する日を調整しておくとよいでしょう。
【弁護士との違いは?】
弁護士は一日に何度でも接見することができます。
留置場での面会は何人まで?
通常3人まで一緒に面会することができます。ただ、面会室のスペース等にもよりますので詳細は警察署にご確認ください。
留置場での面会前にすべきことは?
面会に行く前に、これから面会に行ってもいいか警察署に電話で確認してください。本人が検察庁に連れていかれて警察署にいないこともありますし、取調べの予定が入っているときは長時間待たされることもあります。
事前に電話で確認することによりスムーズに面会できる可能性が高くなります。面会に行く日の前日に電話しても、当日になると状況が変わっていることがありますので、面会当日の朝に電話してください。
【電話確認の流れ】
①警察署に電話する
②受付の方に「○○と申しますが、留置管理課につないでもらえますか。」と言う。
③留置係官に「○○と申します。本日○時から○○と面会したいのですが大丈夫でしょうか?」と言う。
留置場で面会予約はできる?
通常、面会の予約はできませんが、警察署によっては予約制にしているところもあります(東京の町田警察署や横浜の港北警察署、大和警察署など)。詳細は警察署に確認してみてください。
【弁護士との違いは?】
弁護士は予約なしで接見できます。
留置場で二人きりで話せる?
面会する際には必ず留置係官が立ち会います。そのため、事件についての立ち入った話や弁護方針の話はしないようにしてください。
【弁護士との違いは?】
弁護士は立会人なしで接見することができます。
| 接見のページ | |
逮捕前 | |
逮捕後 | |
一般の方 | 留置場での面会ガイド |
【弁護士を呼びたい】
逮捕後にどの弁護士を呼ぶ?連絡方法・弁護士費用・選び方も解説
【その他関連ページ】





