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詐欺の弁護士費用が安い弁護士-探し方を徹底解説!

詐欺の弁護士費用が安い弁護士_探し方を徹底解説

 

このページは弁護士 楠 洋一郎が作成しています。

 

 

 

詐欺は弁護士費用が安い弁護士に依頼すべき

詐欺は弁護士費用が安い弁護士に依頼すべき

 

1.詐欺は被害弁償がポイント

詐欺は相手をだまして金銭などの財産をとる犯罪です。財産的被害を与える犯罪ですので、窃盗罪と並んで財産犯と呼ばれます。

 

 

財産犯では被害者にどれだけの被害弁償をしたかが処分に大きく影響します。例を挙げると、音楽家の小室哲哉氏は5億円を詐取したとして逮捕・起訴されましたが、6億円4800万円を被害弁償したことが評価され、執行猶予になりました。

 

 

裁判官は判決で「被害を完ぺきに弁済しており、ただちに刑務所に送り込むことに社会的意義を見出せない。」と述べています。もし被害弁償していなければ、長期の実刑判決になっていたでしょう。

 

 

このように詐欺罪で軽い処分を得るためには、被害弁償をすることがぜひとも必要になります。

 

 

2.弁護士費用を節約して被害弁償にあてよう!

予算が限られている場合、弁護士費用が高すぎると予算の多くが弁護士費用に消えてしまい、被害弁償に十分なお金を回せなくなってしまいます。

 

 

「弁護士費用で予算が尽きてしまい被害弁償できず、逮捕・起訴・実刑になってしまった」-このような最悪なケースは何としても避けたいところです。

 

 

弁護士費用が安ければ十分な被害弁償を行うことができ、逮捕回避・不起訴・執行猶予の可能性を高めることができます。そのため、詐欺事件では弁護士費用が安い弁護士に依頼することがポイントです。

 

 

詐欺の国選弁護人-費用は安いが限界あり!

詐欺の国選弁護人-費用は安いが限界あり!

 

詐欺事件の対応を依頼できる弁護士のうち、最も弁護士費用が安いのは国選弁護人です。国選弁護人とは私選弁護人に依頼する資力がない方のために裁判所が選任する弁護人です。

 

 

国選弁護人の弁護士費用は多くのケースで無料になります。そのため、「弁護士費用の安さ」という観点からは、国選弁護人がベストということになります。

 

 

もっとも、被疑者段階の国選弁護人は勾留されてからでないと選任されません。そのため、以下のケースでは国選弁護人を利用することはできません。

 

 

☑ 被害者とトラブルになっているもののまだ被害届を出されていないケース

☑ 被害届を出されて刑事事件になっているものの逮捕されていないケース

 

 

このようなケースで逮捕回避・不起訴を目指すのであれば私選弁護人に依頼するという選択しかありません。

 

 

また、そもそも国選弁護人は原則として資産が50万円未満の方しか利用できませんので、50万以上の資産がある方は私選弁護人に依頼することになります。

 

 

詐欺の弁護士費用-安い?高い?費用の相場は?

詐欺の弁護士費用-安い?高い?費用の相場は?

 

詐欺事件では十分な被害弁償をすることにより処分の軽減が見こめます。そのため、予算に限りがある場合は、被害弁償の資金を確保するため、弁護士費用が安い弁護士に依頼した方がよいでしょう。

 

 

もっとも、詐欺の弁護士費用の相場を把握していないと、そもそも弁護士費用が安いのか高いのかを判断することができません。

 

 

詐欺の弁護士費用の相場は、逮捕されていないケースで55万円~110万円、逮捕されているケースで66万円~220万円です。

*税込の費用です。

 

 

逮捕されていれば、弁護士が接見に行ったり、準抗告や保釈といった釈放のための活動をする必要がありますので、逮捕されていない在宅事件に比べると費用が高めになります。

 

 

また、無罪を主張する否認事件では、関係者への反対尋問などの弁護活動が必要になるため、上記の費用相場よりも高めになります。

 

 

詐欺の弁護士費用の相場をふまえると、逮捕されていないケースで合計60万円、逮捕されているケースで合計100万円程度の弁護士費用であれば十分に安いといえるでしょう。

 

 

詐欺の弁護士費用はなぜ高い?

詐欺の弁護士費用はなぜ高い?

 

私選弁護人に依頼すれば、詐欺の在宅事件でも弁護士費用が100万円程度になることはふつうにあります。なぜ詐欺の弁護士費用は高いのでしょうか?

 

 

弁護士費用が高くなる理由として、依頼者側の事情と法律事務所の戦略の2つがあります。

 

 

1.依頼者側の事情

詐欺事件で弁護士を探している方は、家族が逮捕されたり、自分に逮捕が迫っていたりして非常にあせっています。

 

 

刑事事件で弁護士を探す機会はそうそうないでしょうから、弁護士費用の相場について把握している方はほとんどいないと思われます。

 

 

そのため、最初に相談した法律事務所でびっくりするほど高い弁護士費用を提示されても、「どこの事務所でも同じだろう。」「とにかく早く依頼して不安から解放されたい。」と思い、そのまま依頼することが多いのです。

 

 

2.法律事務所の戦略

多くの法律事務所が「詐欺で弁護士を探している人に最初に相談してもらう事務所」になるために、多額の広告費用をかけて、事務所のホームページを検索画面の目立つ場所に表示させようとします。

 

 

多額の広告費用は結局のところ弁護士費用から回収されるため、ネット広告にお金をかければかけるほど弁護士費用は高くなっていきます。

 

 

詐欺の弁護士費用が安い弁護士の探し方

詐欺の弁護士費用が安い弁護士の探し方

 

1.大手の事務所にこだわらない

大手の法律事務所は、事務所を維持するために、ネットマーケティングを大々的に活用しているところが多いです。

 

 

ネットマーケティングにかかる広告費は弁護士費用に転嫁されるため、大手事務所の弁護士費用の方が中小の事務所の弁護士費用よりもどうしても高くなりがちです。

 

 

詐欺の弁護士費用が安い弁護士を探すためには、中小規模の法律事務所にも目を向けた方がよいでしょう。

 

 

2.弁護士費用が明確な事務所を探す

詐欺のような刑事事件の弁護士費用については、「着手金〇万円~」と上限が不明確な料金プランが多いです。

 

 

事務所に行って弁護士費用を確認したところ最低金額よりはるかに高い金額だった-このような経験をされた方も少なくないようです。上限費用がわかれば、十分な被害弁償に向けて、先々の見通しを立てることができます。

 

 

「事案簡明な事件は〇円」というような料金プランもありますが、詐欺は懲役刑しかない重い犯罪ですので、「事案簡明な事件」とみなされる可能性はほぼないと思われます。

 

 

3.複数の料金プランを比較する

詐欺の弁護士費用の相場は、逮捕されていないケースで55万円~110万円、逮捕されているケースで66万円~220万円です。相場といっても金額の幅がかなり広く、料金プランによって2倍またはそれ以上の開きがあります。

 

 

 

「ちょっと高いんじゃないか?」と思ったら、見積もりだけもらって、別の法律事務所にも相談に行ってみてください。複数の事務所の弁護士費用を比較するだけで数十万円の費用を節約できることもあります。

 

 

無料相談を実施している事務所に相談すれば、相談費用を節約しながら費用を比較することができます。

 

 

詐欺の弁護士費用が安い法律事務所

ウェルネスの詐欺の弁護士費用は、逮捕されていないケースで44万円になることが多いです。内訳は以下の通りです。

 

【在宅事件の弁護士費用】

着手金22万円(税込)
不起訴の報酬金22万円(税込)
合計44万円

 

逮捕されたケースでは、総額55万円になることが多いです。内訳は以下の通りです。

 

 

【身柄事件の弁護士費用】

着手金33万円(税込)
不起訴の報酬金22万円(税込)
合計55万円

 

 

【ウェルネス】詐欺の弁護士費用が安い理由

【ウェルネス】詐欺の弁護士費用が安い理由

 

ウェルネスは法テラス出身の弁護士が運営している刑事事件に特化した法律事務所です。

 

 

自社でウェブコンテンツの作成やSEO対策を行うことにより、広告費を徹底的に削減しているため、他の多くの事務所よりも安い弁護士費用を実現できています。

 

 

刑事事件の弁護士費用が安い法律事務所

 

 

詐欺の弁護士費用が安い弁護士をお探しの方はウェルネス(03-5577-3613)へお気軽にご連絡ください。