詐欺の解決事例

詐欺の解決事例①

事案の概要

ご本人(20代女性、無職)が友人と一緒に、タクシーの無賃乗車をしたとして逮捕された事件。ご本人と友人には他にも無賃乗車の余罪が3件ありました。また、ご本人は今回の事件で逮捕される約1年前に、詐欺罪(振り込め詐欺)で懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を受けており、その執行猶予期間中の犯行でした。

 

弁護活動

ご本人の友人を担当した弁護士と協力し、都内のタクシー会社4社を訪問し、タクシードライバー4名のうち3名と「本人を許し刑事処罰を求めない」という内容の示談をとりつけました。残り1名についても弁護士を通じて被害弁償を受け取ってもらいました。示談後、ご本人と友人は速やかに釈放され不起訴処分となりました。

 

弁護士のコメント

執行猶予期間中に罪を犯せば、裁判官の印象が極めて悪くなります。また、余罪がある場合、これまた裁判官の印象が悪くなります。今回のケースは執行猶予期間中の犯行で、かつ余罪が3件あったので、仮に起訴されていれば執行猶予が取り消され、少なくとも2~3年刑務所に入る可能性が高かった事案でした。

 

そのため、受任後、直ちに示談交渉に入り、不起訴処分の獲得を目指しました。タクシー会社の営業所はどこも都心部から離れた郊外にあるので短時間での移動が大変でしたが、「釈放」の一報を聞いたときには、そのような苦労も全て吹き飛びました。

 

 

詐欺の解決事例②

事案の概要

ご本人(30代男性・トレーダー)が被害者に対して、実際に振り込むことになっていた金額よりも誤って多く振り込んでしまったと嘘をいい、誤振込の返金として現金10万円の交付を受けた件で逮捕・勾留された事件。同種の余罪が2件あり。

 

弁護活動

ご本人は被害者によって警察署に連行されましたが、その際被害者から激しい暴行を受け、手術が必要なほど大きなけがを負っていました。ご本人が早急に治療を受けられるよう、弁護士が裁判官に対して勾留執行停止を申し立て、一時釈放および医療機関への入院を実現しました。その後、弁護士を通じて、被害者に謝罪の手紙とお詫びのお金を受け取ってもらいました。

 

裁判では、被害弁償と謝罪の事実に加え、ご本人が暴行を受けた事実を有利な情状として考慮すべきと主張し、弁護士が初回接見時に撮影したご本人の写真及び一時釈放されていた間に医療機関で作成してもらった診断書を証拠として提出しました。これらの活動の結果、余罪2件も含め起訴された事件は3件もありましたが、執行猶予判決を獲得することができました。

 

弁護士のコメント

受任後直ちにご本人の負傷部位を写真撮影し証拠を保全しておいたことが被害者との交渉や裁判において有利に働きました。

 

 

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