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特殊詐欺(加害者側)に強い弁護士-闇バイトで逮捕された方を弁護します!
家族が特殊詐欺で逮捕されたら、まずは弁護士に相談しましょう。ウェルネス法律事務所(03-5577-3613)でも特殊詐欺の無料相談を実施していますので、お気軽にご相談ください。
事前に特殊詐欺について基本的なことを知っていれば、弁護士に相談する際に実のあるアドバイスを受けられます。そこで、このページでは特殊詐欺の量刑傾向や弁護活動について解説しました。
このページはウェルネス法律事務所の弁護士 楠 洋一郎が作成しました。
目次
特殊詐欺とは?
1.特殊詐欺のかけ子、受け子、出し子等
特殊詐欺とは主として高齢者をターゲットにした組織的な詐欺のことです。
特殊詐欺グループは、被害者にだましの電話をかけるかけ子、被害者と接触して現金やキャッシュカードをだましとる受け子、ATMからだましとった金銭を引き出す出し子、これらの者に指示をする指示役、受け子や出し子を勧誘するリクルーター等によって構成されます。
2.特殊詐欺の手口
特殊詐欺はかけ子が被害者に電話をかけることから始まります。
かけ子が被害者の息子等のふりをして、「トラブルを起こして至急現金が必要になったので貸してほしい。自分は取りに行けないので部下をそっちに行かせる。」等と言葉巧みにだまして、受け子を被害者のもとに行かせます。
受け子は指示役から指示された通りに被害者に声をかけ、被害者から現金やキャッシュカードを受けとります。
かけ子が「医療費が返還されます」等と言って被害者をだまし、詐欺グループの口座にお金を振り込ませ、出し子が引き出して回収する手口もあります(還付金詐欺)。
3.特殊詐欺の罰則
特殊詐欺は詐欺罪や窃盗罪になります。詐欺罪の罰則は10年以下の拘禁刑です。窃盗罪の罰則は10年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金ですが、特殊詐欺で起訴されて罰金で終わることはありません。
【詐欺罪】
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【窃盗罪】
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特殊詐欺は社会問題になっており、検挙されれば逮捕⇒勾留⇒起訴され、初犯でも実刑になることが多いです。
⇒特殊詐欺で逮捕されたら?弁護士の呼び方・選び方や弁護士費用について
特殊詐欺の逮捕率は?
特殊詐欺を含む詐欺罪の逮捕率は54%、勾留率は97%です。
根拠…【2024年版検察統計年報】罪名別 既済となった事件の被疑者の逮捕及び逮捕後の措置別人員
勾留延長率は88%です。
根拠…【2024年版検察統計年報】罪名別 既済となった事件の被疑者の勾留後の措置、勾留期間別及び勾留期間延長の許可、却下別人員
特殊詐欺は詐欺のなかでも重大犯罪に分類されます。詐欺罪全体では、検挙された被疑者のおおむね2人に1人が逮捕されていますが、特殊詐欺で検挙されれば、ほぼ100%の確率で逮捕されます。勾留率、勾留延長率も上記の数値より高くなるでしょう。
特殊詐欺は実刑?執行猶予?
令和3年犯罪白書によれば、特殊詐欺で有罪になった被告人のうち執行猶予になったケースは33.2%、実刑になったケースは66.8%です。役割別に執行猶予・実刑の確率をまとめると以下のようになります。
| 執行猶予 | 実刑 |
| 主犯・指示役 | 15.8% | 84.2% |
| かけ子 | 16.4% | 83.6% |
| 犯行準備役 | 35.5% | 64.5% |
| 受け子・出し子 | 45.1% | 54.9% |
引用…令和3年版犯罪白書 8-5-3-16図 特殊詐欺事犯者 有期刑(懲役)科刑状況別構成比(総数,特殊詐欺の事件数別・役割類型別)
上の表の実刑部分(黄色の網掛け部分)を刑期ごとに分類すると以下のようになります。各役割ごとに最も数値が高い部分に水色の網掛けを付しています。
| 1年以上2年未満 | 2年以上3年以下 | 3年を超え4年以下 | 4年を超え5年以下 | 5年を超え10年以下 |
主犯・指示役 | 10.5% | 15.8% | 15.8% | 21.1% | 21.1% |
かけ子 | 9.1% | 21.8% | 29.1% | 7.3% | 16.4% |
犯行準備役 | 6.5% | 16.1% | 19.4% | 6.5% | 16.1% |
受け子・出し子 | 5.5% | 37.4% | 11.0% | 1.1% | 0% |
引用…令和3年版犯罪白書 8-5-3-16図 特殊詐欺事犯者 有期刑(懲役)科刑状況別構成比(総数,特殊詐欺の事件数別・役割類型別)
特殊詐欺の弁護活動のポイント-詐欺を認める場合
1.示談をする
特殊詐欺の容疑を認める場合、被害者と示談をして被害弁償すれば、執行猶予を獲得できる可能性が上がります。
示談のポイントは、示談書に「許す」とか「寛大な処分を求める」といった宥恕文言(ゆうじょもんごん)を入れてもらうことです。宥恕文言があれば裁判官にも示談したことを十分に評価してもらうことができます。
宥恕文言が入った示談書を取り交わせるよう、弁護士が被害者と交渉します。
2.脅迫されていたことを主張する
闇バイトに応募すると、詐欺グループの指示役から運転免許証の画像を送るように指示されます。指示通りに送ると、その後に詐欺グループから抜けようとしても、「家におしかけるぞ」等と脅迫されて抜けられなくなってしまいます。
指示役から脅迫されていた場合は減刑される余地があるため、弁護士が脅迫されていたことを裁判で指摘します。
3.家族に監督してもらう
特殊詐欺でよくあるのは、生活の乱れから借金を重ねて闇バイトに応募し、受け子や出し子をしてしまうケースです。再犯防止のためには、家族の監督の下で規則正しい生活をすることが必要です。
借金をしないよう家族が本人から預金通帳やキャッシュカードを預かり金銭管理をすることもあります。
起訴されたら家族に情状証人になってもらい、被告人をどのように監督していくのかを証言してもらいます。
⇒情状証人とは?メリット・デメリットや本番で役に立つ5つのポイント
特殊詐欺の弁護活動のポイント-否認する場合
1,特殊詐欺を否認するケース
詐欺罪は故意犯であり、被害者をだまそうという故意がなければ成立しません。詐欺であることを知らなかった場合は、故意がないことになり詐欺罪は成立しません。
☑ 「書類を受け取るだけと言われた」(受け子)
☑ 「口座からお金を引き出すだけと言われた」(出し子)
☑ 「人を探していると言われたので知人を紹介しただけ」(リクルーター)
このような理由で詐欺の故意を否認するケースが少なくありません。最近では闇バイトに応募して受け子や出し子になるケースが増えています。闇バイトに応募した人の多くは、指示役から「グレーだけど合法だから安心して」等と言われて信じてしまい、受け子や出し子を続けてしまいます。
2.不利な供述調書をとらせない
特殊詐欺の容疑を否認する場合は、取調べで黙秘することにより、「詐欺だとわかっていました」といった自白調書をとられないようにします。
詐欺の故意については、被害者から金品をだまし取ろうとする確定的な認識までは必要なく、「もしかしたら詐欺かもしれない。」という未必的な認識でもよいとされています。
裁判官は供述調書をもとに事実を認定します。そのため、「もしかしたら詐欺かもしれないと思っていました」といった自白調書をとられると、裁判で無罪を争うことは困難になります。
逆にそういった調書をとられなければ、検察官が「起訴しても有罪に持ち込むことは難しい」と判断し、嫌疑不十分で不起訴になることもあります。
被疑者には黙秘権がありますので、取調べで言いたくないことを言う必要はありません。
また、供述調書に署名・押印する否かも被疑者の自由です。
⇒供述調書の署名押印を拒否できる?メリットや拒否の仕方について
弁護士が被疑者と接見して黙秘権や署名押印の拒否権を説明し、取調べにどのように対応すればよいのかをアドバイスします。
特殊詐欺の弁護活動のポイント-控訴審
「一審の国選弁護人が動いてくれず示談できずに実刑判決になった」-このようなケースでもあきらめる必要はありません。控訴して逆転執行猶予を狙うべきです。
一審で被害者に示談を断られたのであれば、控訴審でも示談は難しいですが、弁護士が動いてくれず交渉もしていないということであれば、控訴審で示談がまとまる可能性は十分にあります。
特殊詐欺で執行猶予の可能性に最も影響を与えるのは被害者との示談です。ウェルネスでは一審で実刑になったケースで控訴審で逆転執行猶予を獲得した実績があります。ぜひ控訴して執行猶予を目指しましょう。
⇒特殊詐欺で控訴-執行猶予をとれる?実例をもとに弁護士が解説
特殊詐欺で弁護士に相談するメリットは?
1.今後の流れがわかる
特殊詐欺は、再逮捕や追起訴が続くことが多く、通常の詐欺事件に比べて手続が複雑です。そのため、インターネットを見ているだけでは先の見通しがつかないことが多いです。特殊詐欺に強い弁護士に相談すれば、今後の流れについてわかりやすく説明してくれるでしょう。
2.セカンドオピニオンが得られる
特殊詐欺で逮捕された人の中には詐欺グループの弁護士に弁護を任せている方もいます。また、接見禁止がつくことから、逮捕された本人と家族の連絡もままならず、本人が国選弁護人に依頼しているケースも多いです。
既に弁護士がついている場合、特殊詐欺に強い弁護士に相談すれば、これらの弁護士の活動が適切か否かについてセカンドオピニオンを得ることができます。
3.弁護士費用がわかる
特殊詐欺は再逮捕や追起訴が続くことが多く、料金プランも複雑になります。インターネットでもある程度の弁護士費用はわかりますが、実際に弁護士に相談すればより正確な料金がわかります。
特殊詐欺で弁護士に相談するタイミングは?
特殊詐欺の被疑者は原則として逮捕されます。逮捕されたらすぐに取調べが始まります。取調べで不利な調書を取られないよう、本人には早急に弁護士のアドバイスが必要です。そのため可能な限りお早めに弁護士にご相談ください。
特殊詐欺に強い弁護士へ無料相談
ウェルネス法律事務所では特殊詐欺で逮捕された方のご家族のために、1時間の無料相談を実施しています。ご家族が特殊詐欺で逮捕された方はウェルネス(03-5577-3613)へお気軽にご連絡ください。
ウェルネスは東京駅の近くにあり、遠方からもアクセスしやすい事務所です。東京で一人暮らしをしていた息子(娘)が特殊詐欺で逮捕された-このような方からのご相談も積極的にお受けしております。













