- トップ
- > 痴漢(冤罪)で弁護士ができる6つのこと
- > 痴漢に強い弁護士とは?緊急時の弁護士の選び方や弁護士費用
痴漢に強い弁護士とは?緊急時の弁護士の選び方や弁護士費用
☑ 痴漢で家族が逮捕された
☑ 痴漢に強い弁護士を呼びたい
☑ 国選・当番・私選の違いが知りたい
☑ 痴漢の被害者と示談をしたい
☑ 痴漢の弁護士費用についても知りたい
このような方々のために、痴漢事件を200件以上手がけてきた弁護士 楠 洋一郎が痴漢に強い弁護士の選び方や弁護士費用について解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
目次
痴漢で逮捕-緊急事態で弁護士をどうやって呼ぶ?
1.当番弁護士を呼ぶ
夫や息子が痴漢で逮捕されたら、誰でも無料で呼べる弁護士がいます。それが当番弁護士です。当番弁護士とは、逮捕された方のために弁護士会が留置先まで派遣してくれる弁護士です。
家族が痴漢で逮捕された場合、当番弁護士を呼ぶ方法は以下の通りです。
①弁護士会に電話する ↓ ②受付の方に「家族が逮捕されたので当番弁護士を派遣してください。」と言う ↓ ③逮捕された本人の氏名、生年月日、留置されている警察署などを担当者に言う ↓ ④担当者がその日に待機している当番弁護士に電話して接見に行くよう指示する |
電話する弁護士会は逮捕された警察署の所在地に対応する弁護士会です。例えば、大阪に住んでいる方が東京の警察署に逮捕された場合は、東京の弁護士会に電話することになります。
⇒弁護士会の連絡先はこちら(日弁連のホームページ)
当番弁護士は逮捕された本人も留置場から呼べるため、家族からの依頼と本人からの依頼が重複することがあります。その場合は、最初の依頼に基づき当番弁護士が1回だけ接見してくれます。
2.ウェルネスの弁護士を呼ぶ
ウェルネスは刑事事件に特化した私選弁護人の法律事務所です。対応エリアは東京・埼玉・千葉・神奈川です。ウェルネスでは痴漢に強い弁護士が痴漢の緊急相談・緊急接見に対応しています。
土日祝日でも弁護士が対応しますので、家族が痴漢で逮捕された方はお気軽にお電話ください。
痴漢に強い弁護士 ウェルネス法律事務所 ①痴漢弁護200件以上の圧倒的な経験 ウェルネスの痴漢弁護の件数は200件以上です。冤罪を含めあらゆるタイプの痴漢事件を扱ってきました。
②痴漢弁護の実績多数 ウェルネスでは痴漢冤罪を含む多数の痴漢事件で不起訴処分を獲得しています。執行猶予中のダブル執行猶予の実績もあります。
③痴漢の弁護士費用が圧倒的に安い ウェルネスでは、弁護士自らSEOやコンテンツ作成を行っており、広告費を極限まで圧縮しています。そのため、他の多くの事務所に比べて圧倒的に安い弁護士費用を実現しています。
弁護士費用を節約しつつ私選弁護人に依頼されたい方はウェルネス(03-5577-3613)へお気軽にお電話ください。 |
【痴漢で逮捕-国選弁護人は呼べる?】 国選弁護人は逮捕された本人しか呼べません。呼べるタイミングも勾留された後になります。逮捕直後の急を要する状況では、当番弁護士か私選弁護人のどちらかを呼ぶことになります。 |
痴漢は当番弁護士?それとも私選弁護人?
1.痴漢事件における当番弁護士のメリット
当番弁護士のメリットは、逮捕されていれば「いつでも」「誰でも」呼べることと、無料で接見してもらえることです。
2.痴漢事件における当番弁護士のデメリット
(1)継続的に活動してくれない
当番弁護士は1回接見してくれるだけで、継続的な活動はしてくれません。当番弁護士ができる活動を以下にまとめました。
弁護活動 | 当番弁護士 | 国選弁護人 |
今後の流れについて説明する | 〇 | 〇 |
取調べにどう対応すべきかアドバイスする | 〇 | 〇 |
釈放を求める意見書を検察官や裁判官に提出する | × | 〇 |
被害者と示談交渉を行う | × | 〇 |
家族に電話して本人の状況を伝えてくれる弁護士もいますが、そこまで対応してくれない方もいます。
継続的に弁護してもらうためには、当番弁護士にお金を払って(払う約束をして)私選弁護人になってもらうか、勾留後に国選弁護人になってもらう必要があります。
(2)弁護士を選べない
当番弁護士は、本人や家族が弁護士を選ぶことができません。どの弁護士を派遣するかは弁護士会がランダムに決めます。そのため、接見に来てくれた弁護士が痴漢に強い弁護士かどうかもわからず、運次第という面もあります。
当番弁護士は逮捕されていなければ呼ぶことはできませんので、在宅事件のケースや痴漢して逃げた場合の自首サポートを行うこともできません。
3.当番弁護士より私選弁護人を呼ぶべき
私選弁護人であれば継続的に活動することができますし、依頼する家族の側で痴漢に強い弁護士を選ぶことができます。そのため、弁護士費用を準備できる場合は、私選弁護人を呼んだ方がよいでしょう。
4.痴漢事件で当番弁護士を呼ぶべきケース
(1)痴漢で逮捕された本人
逮捕されると自分で私選弁護人を呼ぶことはできません。また、逮捕中は家族と面会することもできないので、私選弁護人が接見に来てくれない限り、家族が私選弁護人を呼んだのかどうかもわかりません。
そのため、痴漢で逮捕されれば、とりあえず当番弁護士を呼んでください。呼び方は警察官に対して「当番弁護士を呼んでください」と言うだけです。
(2)痴漢で逮捕された方の家族
夫や息子が痴漢で逮捕された場合、私選弁護人を呼べるのは家族のみです。私選弁護人に依頼する場合は弁護士費用が安い事務所でも数十万円はかかります。
それだけの費用を準備することが難しい場合は、当番弁護士を呼んでください。
⇒痴漢(冤罪)の弁護士費用の相場は?節約のポイントや示談との関係
本人と家族の両方が当番弁護士を呼んだ場合、実際に接見に来てくれる当番弁護士は1名になります。
【関連ページ】当番弁護士とは?逮捕後すぐに呼べる無料の弁護士を活用しよう!
痴漢は国選弁護人?それとも私選弁護人?
1.痴漢事件における国選弁護人のメリット
国選弁護人は私選弁護人の弁護士費用を準備できない方のために裁判所が選任する弁護人です。そのため、多くの場合に弁護士費用が無料になるというメリットがあります。
*ただし、国選弁護人を選任できるのは原則として資産が50万円未満の方のみです。
国選弁護人は、一回しか接見してくれない当番弁護士と異なり、継続的に活動することができます。
2.痴漢事件における国選弁護人のデメリット
かつては痴漢を否認すれば何か月も勾留されることがありましたが、痴漢冤罪をテーマにした「それでもボクはやってない」という映画が公開された2007年頃から、痴漢冤罪の問題がクローズアップされるようになりました。
最近では痴漢を否認している場合でも適切に弁護活動をすれば、ほとんどのケースで勾留を阻止できるようになりました。
もっとも、国選弁護人は被疑者が勾留されたことを条件として選任されるため、「勾留を阻止するための活動」は一切できません。そのため、最も弁護士に助けてもらいたいときに何もできないというデメリットがあります。
また、起訴前の国選弁護人は被疑者が勾留されている間しか活動できず、釈放と同時に業務が終了します。
痴漢事件では早期に被疑者を釈放させた後に、被害者との示談交渉に入るのが通常ですが、国選弁護人の場合は釈放後の弁護活動が一切できないというデメリットがあります。
3.痴漢事件では国選より私選を呼ぶべき
私選弁護人であれば、いつでも依頼できるため、痴漢で逮捕された当日に依頼することができます。そのため、勾留を阻止するための活動を行うことができます。
また、国選弁護人のように釈放された時点で業務が終了するわけではないので、釈放後も示談交渉など不起訴を獲得するための活動を行うことができます。
【関連ページ】国選弁護人とは?利用条件や呼び方、メリット・デメリットを解説
以下では私選弁護人を呼ぶことを前提として、痴漢に強い弁護士の特徴や選び方について解説します。
痴漢に強い弁護士とは?
痴漢に強い弁護士とは次の3つの条件を満たす弁護士です。
1.痴漢事件の経験豊富な弁護士
数多くの痴漢事件を手がけた弁護士でなければ、限られた時間で効果的な弁護活動をするのは難しいでしょう。
経験があれば、どのタイミングでどんな弁護活動をするのがベストなのかをすぐに判断できるので、結果につながりやすいです。
痴漢事件といっても、冤罪のケースや逮捕されているケース、示談交渉がメインとなるケース、自首を検討しているケース、刑事裁判への対応が必要ケースなど様々です。
一つの痴漢事件でも、複数のケースにあてはまることがありますので、なるべく多くのケースを取り扱ってきた弁護士を選ぶとよいでしょう。
2.スピード対応してくれる弁護士
痴漢で逮捕されたら勾留されるかどうか決まるまで最短で1日、最長でも3日しかありません。
そのため、動き出しが早い弁護士、スピーディに動いてくれる弁護士を選ぶことが大切です。
弁護士の動きだしが遅れると弁護活動のオプションも減っていきます。とくに痴漢冤罪のケースでは、一度でも自白調書をとられてしまうと無罪を争うことが困難になります。
本人が逮捕されているケースでは、依頼した当日に接見に行ってくれる弁護士を選ぶとよいでしょう。
3.土日でも動いてくれる弁護士
痴漢は現行犯で逮捕されることが多いですが、現行犯逮捕は土日も関係なく行われます。
逮捕から勾留まで最長でも3日しかありません。間に土日があるからといって、期間が延長されるわけではありません。土日だからといって弁護活動をストップしてよいわけではないのです。
弁護士が被害者と示談交渉する際も、土日しか被害者の都合がつかないことがよくあります。とぎれのない弁護活動をするためには、土日も動いてくれる弁護士を選ぶべきです。
痴漢に強い弁護士の選び方
1.刑事事件に注力している法律事務所がおすすめ
ほとんどの弁護士は民事事件や会社法務をメインにしています。そのような弁護士を選んでしまうと、痴漢の弁護経験がなく対応が後手に回ってしまうリスクがあります。
そのようなリスクを避けるためには、刑事事件をメインにしている法律事務所を選んだ方がよいでしょう。
刑事事件に力を入れている法律事務所であれば、痴漢事件に関するノウハウを有しているでしょうから、弁護士の当たりはずれに左右される可能性が低くなります。
刑事事件をメインにしている法律事務所はインターネットで探すことになります。ホームページの解決事例も参考にしてみてください。
刑事事件をメインにしている法律事務所を選ぶと、痴漢の弁護経験がある弁護士に担当してもらえる可能性が高いです。
2.実際に弁護士に会ってみる
インターネットで刑事事件をメインにしている法律事務所をピックアップしたら、法律相談の予約を入れて実際に弁護士に会ってみましょう。
法律相談の際は以下の3点について確認するとよいでしょう。
① 痴漢事件を何件くらい手がけたことがあるか
② 依頼したらすぐに動いてくれるか
③ 土日も対応してくれるか
弁護士の話しぶりや態度もチェックしてください。経験がある弁護士や有名な弁護士であっても、高圧的でキツイ印象を与える弁護士は避けた方がよいでしょう。
示談交渉の際、被害者にも同じような態度で接すると印象が悪化してしまい、まとまる示談もまとまらなくなってしまうからです。弁護士の話ぶりや態度を確認するためにも実際に会ってみることをおすすめします。
弁護士費用についても必ず確認するようにしましょう。ホームページに掲載されている弁護士費用よりずっと高い費用を言われることも少なくありません。
「なんか高いのでは?」と思ってら焦って契約するのではなく、費用の見積書を出してもらって、他の法律事務所にも相談してみてください。
⇒痴漢(冤罪)の弁護士費用の相場は?節約のポイントや示談との関係
3.大手の法律事務所の方が痴漢に強い?
大手事務所の強みは多くの弁護士がいるということです。ただ、2人、3人の弁護士が常時ついてくれることはほとんどありません。
大手の事務所であってもメインで担当する弁護士は1名であることが多いです。
最初の相談のときはベテラン弁護士が自信たっぷりに対応してくれても、その後は新人弁護士に任せきりということもあるようです。
大切なのは事務所全体の実績ではなく、自分の事件を担当してくれる弁護士の実績です。依頼する前に、どの弁護士が担当するのかを必ず確認するようにしてください。
その際、弁護士の登録番号もあわせて確認するとよいでしょう。6万番以降であれば経験1年未満の新人弁護士である可能性が高いです。
痴漢の示談に強いのは弁護士費用が安い弁護士
痴漢で不起訴を獲得するための一番の近道は被害者との間で示談をまとめることです。
示談とは簡単にいうと被害者にお金を払って許してもらうことです。どんなに痴漢に強い弁護士であっても、示談金が不足していると、示談をまとめるのが難しくなります。
痴漢の示談金の相場は30万円から50万円です。弁護士費用が高いと予算の多くが弁護士費用に消えてしまいます。その結果、示談金が不足してしまい示談がまとまらないこともあります。
「痴漢に強い弁護士であれば示談金を大幅にカットしてくれるのでは?」と思われるかもしれませんが、強引な値下げ交渉により被害感情がさらに悪化してしまうリスクもあります。
弁護士費用が安いと十分な示談金を確保することができ、示談の成功率が高くなります。その意味で、弁護士費用が安い弁護士=痴漢の示談に強い弁護士といえるでしょう。
痴漢の弁護士費用の相場は?
痴漢の弁護士費用の相場は逮捕されているケースで66万円~110万円(税込)、逮捕されていないケースで55万円~88万円(税込)です。
相場といっても金額にかなり幅があります。痴漢の弁護士費用を節約するためには、複数の事務所に相談に行って、弁護士費用を比較した上で決めるとよいでしょう。
⇒痴漢(冤罪)の弁護士費用の相場は?節約のポイントや示談との関係
ウェルネスは広告費を徹底的に削減することにより、圧倒的に安い弁護士費用を実現しています。
「私選弁護人に依頼したいが弁護士費用にあまりお金をかけたくない」という方は、お気軽にウェルネス(03-5577-3613)へお電話ください。
痴漢のページ |
痴漢に強い弁護士とは?緊急時の弁護士の選び方を徹底解説 |