強姦のご質問

強姦の4つの類型

 

逮捕あり

逮捕なし

 強姦の認否

自白

Q1をご覧ください

Q3をご覧ください

否認

Q2をご覧ください

Q4をご覧ください

ウェルネスは上記4つの類型全てについて取扱実績があります。

 

 

Q1-1:息子が強姦の容疑で逮捕・勾留されています。刑事さんから聞いたところ、強姦したことは認めているとのことです。示談をすれば不起訴になるのでしょうか?

示談をして告訴を取り下げてもらえれば強姦罪で起訴されることはありません。法律上、被害者の告訴がなければ、強姦罪で起訴することはできないとされているためです(刑法180条1項)。

 

 

Q1-2:示談をするにあたって期限のようなものはあるのでしょうか?

不起訴を目指すのであれば起訴されるまでに示談をすることが必要です。いったん起訴されてしまえば、その後に示談をしても、さかのぼって起訴が取り消されることはありません。

 

 

Q1-3:いつ起訴されるのですか?

逮捕の約3週間後です。検察官は、被疑者を逮捕後、最長23日以内に起訴するか釈放するかを決めなくてはいけません。検察官が起訴する場合は、期限ぎりぎりになることが多いので、おおむね逮捕の3週間後になります。

 

 

 

Q2-1:息子が昨日強姦で逮捕されました。刑事さんによれば否認しているそうです。今後の流れを教えてください。

 逮捕の約3週間後に起訴されるか釈放されるかが決まります。

  

起訴前の流れ

  

 

Q2-2:今後どのようにすればよいでしょうか?

まずは弁護士ができるだけ早く息子さんに接見し、強姦を否認しているか否かを確認します。

 

実際に否認しているのであれば、捜査機関に自白調書を取られないようにします。強姦について確たる証拠がなくても、自白調書をとられれば起訴される可能性が高まります。逆に自白調書をとられていなければ、起訴しても公判を維持できないため、釈放され不起訴となる可能性が高まります。

  

具体的には、弁護士が息子さんと頻繁に接見し、黙秘権を行使させたり、供述調書への署名・押印を拒否させることによって、自白調書が作成されないようにします。ウェルネスでも強姦の否認事案で、不起訴処分(嫌疑不十分)を獲得したことがあります。

 

否認事件の刑事弁護

 

 

Q3-1:知り合いの20代の女性を強姦してしまいました。現在、その女性の交際相手から、「誠意ある態度を見せなければ警察に告訴する」と言われています。どうすればよいでしょうか?

女性との間で「告訴しない」という内容の示談をした方がよいでしょう。告訴されなければ、逮捕されたり起訴されることはありません。

 

 

Q3-2:警察が動く前の事件でもウェルネス法律事務所に依頼することはできますか?

 はい。ウェルネスでは警察介入前に多くの性犯罪事件を解決しています。

 

 

Q3-3:示談をするにあたって留意すべき事項はありますか?

示談の相手方は被害女性となります。交際相手の男性が、被害者から有効な委任を受けていなければ、この男性と示談をしても、示談の有効性について後々問題になることがありますので、その点について、被害者からも事情を聞くなどして確認しておく必要があります。

 

 

Q4-1:知人女性から強姦したと言いがかりをつけられて困っています。確かに性行為はしましたが合意の上でした。昨日、警察からこの件で電話があり、明日、取調べのために警察署に出頭するよう言われました。その時は「わかりました」と答えましたが、私は強姦など一切していないので、警察に行くこと自体納得できません。そこで、明日の取調べはキャンセルし、今後、警察から電話がかかってきても無視しようと思っています。このような対応でよいでしょうか?

警察からの出頭要請を無視していると逮捕される可能性が高くなります。ご自身の方で言い分があるのであれば、警察の出頭要請に応じた上で、冷静に言い分を述べる必要があります。

 

 

Q4-2:私は強姦していませんし、その女性の言っていること以外何も証拠はないと思います。そのような場合でも逮捕されることがあるのでしょうか?

はい。逮捕状の発付は比較的容易に認められる傾向がありますので、客観的な証拠が何もない場合であっても、女性の言い分に一応の合理性がある場合は逮捕されることがあります。ウェルネスで実際にそのような事案を取り扱ったこともあります(否認を貫き不起訴処分を獲得しました)。

 

 

Q4-3:今後どのような弁護活動が考えられますか?

① 弁護士が逃亡や証拠隠滅の可能性がないことを捜査官に説明し、可能な限り逮捕の可能性を低くします。

② ご本人から事情をお聴きし、警察での取調べに際しどのように発言するのかアドバイスします。

③ 立寄り先の防犯カメラ映像などご本人に有利な証拠があれば、警察に対し保全するよう要請します。

④ ご本人から事情を聴いた結果、仮に、強姦に該当する可能性がある場合には示談も検討します。

 

 

Q5-1:何をもって「強姦」したことになるのでしょうか?

暴行または脅迫により、男性器の一部を女性器に挿入したことによって「強姦」したことになります。全部を挿入する必要はありません。射精をする必要もありません。

 

 

Q5-2:挿入しようとしたが、緊張のため勃起せず、男性器が女性器に触れるにとどまった場合は強姦したことになるのでしょうか?

その場合は強姦未遂になります。

 

 

Q6:「強姦しようと思い、女性を暴行して服を脱がせ、その際けがを負わせたが、怖くなって何もしないで逃げた」という場合、性行為はしていないので、強姦未遂にとどまるいうことでしょうか?

強姦未遂ではなく強姦致傷罪が成立します。強姦するつもりで暴行してけがを負わせた場合、たとえ性行為に及んでいなかったとしても強姦致傷罪となります。

 

 

Q7:知人の20代の女性と飲みに行った際、女性が酔いつぶれてしまったので、私の自宅に連れて行きベッドに寝かせました。女性の寝ている姿を見ているうちに興奮し、挿入してしまいました。女性は意識もうろうとしていました。私の行為は犯罪になりますか?

準強姦罪が成立します13歳以上の女性については、暴行・脅迫を用いない限り強姦罪は成立しませんが、お酒や薬等の影響により抵抗できない状態にある女性を姦淫すれば、暴行・脅迫を用いなくても、強姦罪が成立します(準強姦罪)。刑罰は通常の強姦罪と同じです(懲役3年~20年)。

 

 

Q8:準強姦罪の捜査としてどのようなことが行われるのでしょうか?

 「居酒屋で一緒に飲んでいた女性に睡眠薬を飲ませ、意識もうろうとしたところをホテルに連れ込み強姦した」というケースを例に挙げると、以下のような捜査が行われます。

 

捜査の類型

捜査の内容

作成される証拠書類

DNA鑑定

被害者の口腔内細胞と被疑者の口腔内細胞を採取し、それぞれのDNA型を明らかにします。

被害者の膣内容物を採取し、その中に被疑者のDNAが含まれているかどうかを調べます。

鑑定書

尿の鑑定

被害者の尿の中に睡眠導入剤の成分が含まれているかどうかを調べます。

 

鑑定書

被害者の取調べ

当日被疑者と会うことになった経緯、会ってからのやりとり、ホテルに移動する間の状況、ホテル内での状況、意識を回復してからのやりとり、強姦されたことに気づいた経緯などについて聴取します。

被害者供述調書

防犯カメラの画像解析

ホテル内の防犯カメラを解析し、事件前後の被害者の状態(足取りがしっかりしているか等)、被疑者の行動を明らかにします。

防犯カメラ画像解析結果報告書

目撃者の取調べ

居酒屋の店員やホテルのフロント係から被害者の状態(顔の表情、ろれつが回っていたか、足取りはしっかりしていたか等)、被疑者と被害者とのやりとりを聴取します。

目撃者供述調書

被疑者の取調べ

事件全般について聴取します

被疑者供述調書

 

 

Q9:強姦罪の時効は何年ですか?

10年です。強姦致傷罪の場合は15年、強姦致死罪の場合は30年となります(刑事訴訟法250条)。

 

 

Q10:時効直前になって強姦罪で逮捕されることはありますか?

ないとはいえません。例えば、当初の強姦事件において、精液などの遺留物からDNAが採取されていた場合です。DNA情報は警察庁のデータベースで保管されます。当初の強姦事件の後、別の刑事事件を起こし捜査の対象になった場合、捜査機関は通常DNAを採取し、データベースの記録と照合しますので、その段階でDNA情報が一致すれば逮捕される可能性が極めて高くなります。ウェルネスでもそのような事件を複数取り扱ったことがあります。

 

 

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