逮捕後の流れ

逮捕後の流れを一問一答形式で解説しています

 

Q1:夫が今日(土曜日)の午前2時に暴行容疑で逮捕されたと新宿警察署から連絡がありました。酒場でトラブルになり他のお客さんを殴ったようです。今日から来週の月曜日まで3連休ということもあり、かなりお酒を飲んでいたようです。夫は今後どうなるのでしょうか?

明日、検察庁に送致されます。

 

 

Q2:もう少し具体的に説明してもらえますか?

明日の朝、新宿警察署でバスに乗せられ、霞ヶ関にある東京地方検察庁へ押送されます。事件の記録も検察庁へ送られます。

 

 

Q3:検察庁で何をするのですか?

検察官の取調べ(「弁解録取」といいます)を受けます。

 

 

Q4:明日は日曜日ですが、休日でも検察庁で取調べが行われるのですか?

はい。日直(休日当番)の検察官が対応します。

 

 

Q5:検察庁で取調べを受けた後、夫はどうなるのですか?

検察官が勾留請求するかどうかを決めます。

 

 

Q6:勾留請求とは何ですか?

検察官が裁判官に対して被疑者の勾留を請求することです。

 

 

Q7:勾留とは何ですか?

逮捕の後に続く身柄拘束処分です。

 

 

Q8:逮捕と勾留は何が違うのですか?

拘束期間が違います。逮捕は最長3日間、勾留は最長10日間です。ただし、勾留については、やむを得ない場合さらに10日間延長することができます(合計20日間)。

 

 

Q9:検察官が勾留請求しない場合もあるのですか?

はい。

 

 

Q10:検察官が勾留請求しないと夫はどうなるのですか?

釈放されます。

 

 

Q11:その場で釈放されるのですか?

通常いったんバスで警察署に戻ってから釈放されます。

 

 

Q12:当日中に釈放されますか?

はい。

 

 

Q13:何時頃に釈放されますか?

バスで警察署に戻ってくるのが夕方になる場合が多いので、それ以降となる可能性が高いです。

 

 

Q14:検察官が勾留請求すると夫はどうなりますか?

その日に釈放されることはありません。次の日に裁判官がご主人の言い分を聞いた上で(「勾留質問」といいます)、実際に勾留するか否かを決定します。

 

(解説)

東京都では、検察官による取調べ(弁解録取)の翌日に裁判官による勾留質問が行われますが、東京都以外のほとんどの地域では、弁解録取と勾留質問は同じ日に行われます。それらの地域では、検察官に勾留請求されても、裁判官がその請求を却下(詳細はQ20以下を参照)すれば、勾留請求された当日中に釈放されることになります。

 

 

Q15:現時点で夫のためにできることを教えてください。

ご主人の釈放を実現するため、検察官に意見書を提出し、勾留請求させないようにすることです。弁護士が検察官と会って直接意見を述べることもあります。

 

 

Q16:日曜日でも検察官に意見書を提出したり、面接したりすることはできるのですか?

意見書を提出することはできます。面接に関しては、個々の検察官の判断ということになりますが、時間の都合がつく限り、日曜日でも会える場合が少なくありません。

 

 

Q17:検察官が勾留請求した場合、裁判官によって勾留質問が行われるとのことですが(Q14参照)夫の勾留質問はいつ行われるのですか?

東京都では、勾留請求の翌日(本日の2日後)に行われます。

 

(解説)

東京都以外のほとんどの地域では、検察官が勾留請求した当日に勾留質問も行われます。

 

 

Q18:2日後の月曜日は祝日ですが、祝日でも勾留質問は行われるのですか? 

はい。

 

 

Q19:勾留質問はどこで行われるのですか?

裁判所の構内です。

 

 

Q20:裁判官が検察官の勾留請求を認めないこともあるのですか?

はい。却下することもあります。

 

 

Q21:裁判官が勾留請求を却下すれば夫はどうなりますか?

検察官が不服(「準抗告」といいます)を申し立てない限り、当日中に釈放されます。

 

 

Q22:裁判所で釈放されるのですか?

警察署に戻ってから釈放されます。

 

 

Q23:何時ごろ釈放されますか?

夕方以降になる可能性が高いです。 

 

 

Q24:裁判官の決定に対して検察官が不服を申し立てるとどうなりますか?

少なくとも裁判所の判断が出るまでは釈放されないことになります。

 

 

Q25:裁判官が検察官の勾留請求を認めるとどうなりますか?

原則として10日間身柄拘束されることになります。場合によってはさらに10日間、勾留が延長されることもあります。

 

 

Q26:どのような場合に勾留が延長されるのですか?

ご本人が否認している場合、事案が複雑な場合、共犯事件の場合などです。

 

 

Q27:検察官に勾留請求された場合、夫のためにどのようなことができるのでしょうか?

ご主人の釈放を実現するため、裁判官に意見書を提出し、検察官の勾留請求を却下するよう求めます。意見書を提出するだけでなく、弁護士が裁判官と直接面接して意見を述べることもあります。ウェルネスでは可能な限り、裁判官に対して面接を求めています。

 

 

Q28:祝日でも裁判官に対して意見書を提出したり、面接することができるのですか?

意見書を提出することはできます。面接については、個々の裁判官の判断ということになりますが、東京地裁では面接できる場合が多いです。

 

 

Q29:意見書ではどのようなことを述べるのですか?

逃亡や証拠隠滅のおそれがないこと、勾留の必要性がないことを述べます。

 

 

Q30:意見書以外に提出するものはありますか?

意見書で述べた主張を根拠づける具体的な資料を提出します。

 

 

Q31:例えば?

ご家族の身元引受書・陳述書、ご本人の社員証・給与明細、反省文などです。

 

 

Q32:意見書を提出するタイムリミットはありますか?

東京地裁では勾留質問は午前11時30分頃から始まります。そのため、遅くとも、午前11時30分の時点で、裁判官が意見書に目を通していなければなりません。できれば、勾留質問当日の午前10時前には提出したいところです。

 

 

Q33:この段階で国選弁護人に依頼することはできますか?

国選弁護人が選任されるのは勾留「後」です。勾留前の段階で国選弁護人が選任されることはありません。また、懲役3年以下の事件(暴行、盗撮、痴漢、住居侵入、酒気帯び運転など)では、起訴されない限り、国選弁護人は選任されません。

 

 

Q34:夫は会社を経営しており顧問弁護士がいます。先ほど顧問弁護士の事務所に電話をかけたのですがつながりませんでした。おそらく土日・祝日は営業していないと思われます。とりあえずこのまま静観して、来週の火曜日(平日)に顧問弁護士に相談しても間に合いますか?

来週火曜日の時点で既に勾留されてしまっている可能性があります。一刻も早い釈放を実現するのであれば、土日も営業している事務所に連絡をとった方がよいでしょう。

 

 

Q35:ウェルネス法律事務所に夫の弁護を依頼した場合、弁護士費用はおいくらですか?

ご主人に前科がなく罪を認めている場合は、ほとんどのケースで、総額48万円です(交通費、消費税など全て込み)。前科がある場合や事実関係を争う場合は上記の金額よりも高くなることがあります。詳細は、ウェルネス(03-5577-3613)までお問い合わせください。

 

 

Q36:勾留質問の前日(このケースでは日曜日)に、ウェルネス法律事務所に弁護を依頼した場合、意見書の提出は間に合いますか?

弁護士のスケジュールにもよりますが、前日の昼過ぎであれば、かなり充実した意見書、添付資料を作成できる場合が多いです。前日の夕方以降の場合でも、できる限り充実した意見書、添付資料を作成するよう努めます。

 

 

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