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自首のご質問
Q1:自首した際に同行してもらった弁護士に身元引受人になってもらった場合、今後も警察に出頭する度に弁護士に同行してもらい身元引受人になってもらう必要があるのでしょうか?
身元引受けの必要があるのは最初に出頭したときのみです。出頭する度に身元引受人を求められるわけではありませんので、毎回、弁護士に同行してもらう必要はありません。
Q2-1:自首した後どれくらいのタイミングで警察から呼出しがありますか?
自首してから1か月以内に呼び出しがあることが多いですが、担当者や捜査の都合等により1か月以上たってから呼び出されることもあります。
児童買春や淫行で自首した場合、呼出しまでに3か月以上かかることが多いです。児童買春や淫行事件では、警察はSNSの運営会社に捜査関係事項照会をして、被害児童の身元を特定します。
被害児童を特定すれば、戸籍謄本で事件当時の年齢が18歳未満であることを確認した上で、被害児童に事情聴取をします。その後に自首した本人を呼び出します。
SNSの運営会社への照会に時間がかかるため、本人の取調べは自首してから3か月以上たってから行われることが多いです。
Q2-2:自首してから警察から呼出しがあるまでの間にしておくべきことはありますか?
義務というわけではありませんが、以下の活動が考えられます。
①被害者宛ての謝罪文の作成
②性犯罪で自首した場合はクリニックへの通院、カウンセリングの受診
Q2-3:警察からの呼び出しはどのような連絡手段できますか?
警察から本人に電話がかかってきます。
Q2-4:仕事で日中はなかなか電話に出られないのですがどうすればよいでしょうか?
早めに折り返してもらえれば大丈夫です。可能な限り平日の午前9時~午後5時の間に折り返してください。それ以外の時間帯に電話してもよいですが、担当者が不在になる可能性が高くなります。
Q2-5:警察から呼出しがあった場合、指定された日に予定が入っていればどうすればよいでしょうか?
警察に事情を話せば日程を変更してもらえます。
Q3-1:私は東京に住んでいます。先週、福岡県に出張中に児童買春をしてしまいました。自首したいのですが、どこの警察署に自首すればよいのでしょうか?
性行為をしたホテルの所在地を管轄する警察署に出頭します。東京の警察署に出頭しても対応してもらえない可能性が非常に高いのでご注意ください。被害児童の住所がわかっている場合は、その地域を管轄する警察署に出頭することもあります。
Q3-2:ウェルネスの弁護士に福岡県の警察署への自首同行を依頼することは可能でしょうか?
はい。可能です。ウェルネスの弁護士は北は北海道から南は宮崎まで自首同行の経験があります。
Q3-3:自首同行の弁護士費用はいくらになりますか?
着手金(税込22万円)は通常と同じですが、東京・埼玉・千葉・神奈川以外の地域に出張する場合は、交通費と所定の日当(東京からの移動時間に応じて税込1万1000円~5万5000円)をいただいております。
Q4:刑事裁判で自首した事実をどのように主張するのでしょうか?
自首すると警察で自首調書が作成されます。起訴されれば、弁護士が検察官に自首調書を開示するよう請求し、開示されたら弁護側の証拠として取調べを請求します。
被告人質問で、弁護士が本人に自首の動機等について質問します。
意見陳述の際、弁護士が最終弁論で自首したことを指摘し、自首減軽(刑法42条)を求めます。
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