大麻リキッドで逮捕の可能性を下げるためにできること

大麻リキッド

 

職務質問されて大麻リキッドを押収された

☑ 鑑定中だが逮捕されるか不安でたまらない

☑ 逮捕だけはなんとか防ぎたい

 

 

このような方々のために、大麻事件を多数取り扱ってきた弁護士 楠 洋一郎が、大麻リキッドで逮捕される可能性を下げる方法について解説しています。

 

 

 

大麻リキッドとは

大麻リキッドとは、大麻草から抽出したTHC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれる液体です。

 

 

大麻リキッドは、カートリッジを使って電子タバコのように手軽に吸引することができるため、近年、若者を中心に急速にまん延しており、警察や税関によって摘発されるケースが後をたちません。

 

 

乾燥大麻に含まれるTHCは10%前後ですが、大麻リキッドには60~80%前後のTHCが含まれており、依存性が強く心身への悪影響が懸念されています。

 

大麻リキッドと逮捕

通常の乾燥大麻であれば、警察官が簡易鑑定をして、大麻であるとわかればすぐに現行犯逮捕します。

 

 

これに対して、大麻リキッドの場合は、成分鑑定はできますが、液状化しており大麻草の原形をとどめていないため、形態学的な鑑定をすることができず、鑑定結果が判明するまで時間がかかります。

 

 

そのため、他に覚せい剤などを所持していない限り、現行犯逮捕されるのではなく、いったん自宅に帰されます。後日、大麻であることがわかれば、その段階で通常逮捕される可能性が高いです。

 

 

大麻リキッドで逮捕される可能性を下げるために弁護士ができること

乾燥大麻を所持していた場合はそのまま現行犯逮捕されることが多く、逮捕を回避するための活動は事実上できません。逮捕されてから弁護士を呼ぶことになります。

 

 

これに対して、大麻リキッドの場合はいったん家に帰されるため、その間に逮捕の可能性を下げる活動をすることができます。

 

 

乾燥大麻にせよ大麻リキッドにせよ、大麻で逮捕されると勾留される可能性が高く、少なくとも10日前後は身柄が拘束されてしまいます。それだけの期間拘束されると、会社にも言い逃れすることが難しくなり、退社せざるを得なくなることもあります。

 

 

不安な気持でただ鑑定結果を待っているのであれば、弁護士に依頼して逮捕の可能性を下げる活動をした方がよいでしょう。

 

 

逮捕の可能性を下げるためには、逃げたり、証拠を隠滅しないということを警察に理解してもらう必要があります。そのために、以下のような事情を弁護士が意見書にまとめて警察に提出します。

 

 

【逃げないことを裏づける事情】

・定職がある

・前科・前歴がない→実刑判決になる可能性が低い

・扶養家族がいる

・家族が監督してくれる

 

 

【証拠隠滅をしないことを裏づける事情】

・不合理な弁解をしない

・入手ルートについて警察に詳しく供述する

 

 

大麻リキッドの弁護士費用

ウェルネスでは11万円(税込)で大麻リキッドで鑑定待ちの方を対象として、捜査機関に意見書を提出しております。

 

 

逮捕された場合は、着手金(税込33万円)から上記の11万円を控除しますので、実質無料となります。

*無罪を主張する場合は上記金額よりも高くなります。

 

 

【大麻リキッドで逮捕された場合の弁護士費用】

弁護士費用(逮捕・勾留されている自白事件)

 

 

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