強制わいせつの解決事例

強制わいせつの解決事例①

事案の概要

ご本人(30代男性・会社員)が、深夜、通りがかりの女性に後ろから抱きつき、スカートの中に手を入れて股間を撫でたとして、事件発生から半年後に逮捕されました。ご本人は当時、泥酔して帰宅途中でした。

 

 

弁護活動

勾留後に親御様からご依頼を受けました。弁護士がご本人と接見し、事件について確認したところ、間違いないとのことでしたので、被害者と示談して不起訴を目指す方針で臨むことになりました。

 

 

まず、弁護士が検察官から被害者の電話番号を教えてもらいました。その後、弁護士が、電話で被害者とお話しし、ご本人の謝罪の気持ちをお伝えして、示談のご提案をしたところ、すぐにお会いしていただけることになり、示談書と告訴取消書に署名・捺印していただきました。

 

 

その日のうちに示談書等を検察官に提出し、翌日、ご本人は釈放されました。

 

 

弁護士のコメント

ご本人が逮捕・勾留されている場合、ご家族から依頼を受けることになります。ご家族は通常、事件の詳細について把握しておりませんので、まずは、弁護士がご本人と接見し、詳細を確認します。今回のケースでは、間違いないとのことでしたので、示談の方針で臨みました。

 

 

逆に、「心当たりがない」という場合は、示談ではなく、取調べに適切に対応した上で嫌疑不十分での不起訴を目指すことになります

 

ご家族の直筆メッセージ

 

 

強制わいせつの解決事例②

事案の概要

ご本人(40代男性・専門職)が勤務先の同僚女性に複数回わいせつ行為をした事件。

 

 

弁護活動

当初、被害者は警察に告訴する意向を強くお持ちでしたが、弁護士がご本人の謝罪文をお渡ししたり、被害者の疑問に誠実にお答えする等、被害者の納得を得られるまで粘り強く対応しました。

 

 

また、被害者のご希望により、弁護士同席の下、ご本人が謝罪する場を設けました。このような活動の結果、被害届や告訴状を提出しないという内容の示談をまとめることができました。

 

 

弁護士のコメント

仮に告訴されていれば、逮捕・勾留は免れない事案でした。早期に弁護士に依頼することによりこれまで通りの生活が可能になりました。ウェルネスでは、この事件に限らず多くの性犯罪事件で、刑事事件化する前に示談を締結しています。

 

ご本人の直筆メッセージ

 

 

強制わいせつの解決事例③

事案の概要

ご本人(20代男性・会社員)が、近所で見かけた女児の後を追い、マンションの共用部で、下着のなかに手を入れ陰部を触ったとして逮捕された事件。捜査員がご本人を逮捕するために、自宅マンション1階に来て部屋に踏み込む直前に、ご本人からウェルネスにお電話をいただきました。

 

 

弁護活動

お電話をいただいた時点で逮捕は避けられない状況でしたので、弁護士から、ご本人に、逮捕後は、警察の職員を通じて弁護士に接見の希望を出せることをお話しし、弁護士が接見に行くまで黙秘するようアドバイスしました。

 

 

数時間後、捜査員から「本人を逮捕しました。接見を希望しています。」という連絡を受け、弁護士が接見に行きました。また、ご家族にも状況を説明しました。

 

 

 事件についてはおおむね争いはなかったため、弁護士が女児のお母様と示談交渉をし、示談が成立しました。その結果、ご本人は早期に保釈され、執行猶予を獲得することができました。

 

 

弁護士のコメント

児童に対して強制わいせつをした場合、身元が特定されれば、極めて高い可能性で逮捕されます。身元の特定は防犯カメラにより行うことが多いです。本件についても、捜査員が10台以上の防犯カメラを解析し、1ヶ月もたたずに身柄を特定していました。

 

 

身柄特定前に自首をすることにより、逮捕を避けられることもあります。まずは弁護士にご相談ください。

 

ご本人の直筆メッセージ

 

 

強制わいせつの解決事例④

事案の概要

経営する飲食店の中でご本人(30代・経営者)が女性客を抱き寄せキスしたり胸をもんだ等として逮捕・勾留された事件

 

 

弁護活動

被害者側の弁護士と交渉した結果、起訴される前に示談が成立し、強制わいせつの告訴を取り消してもらいました。その結果、ご本人は起訴されることなく釈放されました。

 

 

弁護士のコメント

ご本人は自分が逮捕されたことで、経営している店の運営に支障が生じるのではないかと非常に心配していました。そこで、弁護士が通常の弁護活動に加え、業務上の連絡事項などを従業員の方にお伝えしたり、店の営業状況をご本人に報告しました。

 

 

不起訴処分となり早期に釈放されたため、店の運営にも支障は生じませんでしたし、風評被害もありませんでした。

 

 

強制わいせつの解決事例⑤

事案の概要

ご本人(30代男性・派遣社員)が通勤電車内で小学生の女児のお尻を触ったとして逮捕・勾留された事件

 

 

弁護活動

奥様からご依頼をいただきました。弁護士が、検察官から被害女児の親御様の電話番号を教えてもらい示談交渉に入りました。

 

 

事件以降、被害女児は一人で電車に乗るのが怖くなり、親御様が毎日、登下校に付き添っておられました。そのような事情もあり、親御様はご立腹でしたが、弁護士が誠意を尽くして交渉した結果、起訴される前に示談が成立しました。また、親御様には、マスコミの取材を一切受けないことを書面でお約束いただきました。

 

 

示談成立後、ご本人は速やかに釈放され、不起訴処分となりました。

 

 

弁護士のコメント

13歳未満の男女にわいせつな行為をした場合は、暴行や脅迫が伴っていなくても強制わいせつ罪になります。

 

 

 

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