大麻に強い弁護士に無料相談!相談の窓口や弁護士費用の相場についても解説

大麻に強い弁護士

 

【このページの著者情報】

著者…弁護士 楠 洋一郎(第二東京弁護士会、弁護士登録番号…39896)

日本弁護士連合会の弁護士検索のページ

弁護士の経験年数…16年

事務所…ウェルネス法律事務所

 

刑事事件の取扱件数…約3000件(法律相談のみは含めず)

*2025年12月末日での実績

 

 

 

 

大麻を弁護士に無料相談できる窓口は?

大麻事件を弁護士に無料相談できる窓口は以下の5つです。

 

 

①一般の法律事務所

②弁護士会の法律相談

③自治体の法律相談

④当番弁護士

⑤国選弁護人

 

 

一般の法律事務所、弁護士会の法律相談、自治体の法律相談は、面談・電話・オンラインのいずれかで行われます。逮捕・勾留されていれば利用できません。

 

 

大麻事件で逮捕・勾留された方が無料相談できるのは当番弁護士と国選弁護人です。弁護士が留置場まで接見に来てくれますので、アクリル板越しに無料相談することになります。

 

 

このように置かれている状況によって無料相談できる弁護士も違ってきますので注意しましょう。

 

 

大麻を弁護士に無料相談する方法は?

大麻事件を弁護士に無料相談する方法を窓口別に解説しました。

 

無料相談の窓口無料相談の方法
一般の法律事務所事務所に連絡をして無料相談の予約をする
弁護士会の法律相談弁護士会の法律相談センターに連絡をして予約する
自治体の法律相談自治体の窓口に連絡をして予約する
当番弁護士

警察職員に「当番弁護士を呼んでください」と言う

国選弁護人警察職員や裁判所の職員に「国選弁護人を呼んでください」と言う

 

 

 

大麻の無料相談は刑事事件に強い弁護士がベスト!

大麻事件について無料相談できる窓口は複数ありますが、ベストな窓口は一般の法律事務所、なかでも刑事事件に特化した法律事務所です。

 

 

上で紹介した5つの窓口のうち、相談する側が弁護士を選べるのは一般の法律事務所のみです。その他の窓口は、相談者と弁護士事務所が直接つながっているのではなく、間に弁護士会や自治体が入っているため、弁護士はランダムに選ばれます。

 

 

ほとんどの弁護士は民事事件や企業法務をメインにしているため、ランダムに選ばれた弁護士がたまたま大麻に強い可能性は低いです。

 

 

一般の法律事務所であれば相談する側がインターネットなどで大麻に強い弁護士を選んで相談できるので、実のある相談を期待することができます。

 

 

また刑事事件に強い弁護士であれば、早期対応の大切さを熟知していますので、最短当日に無料相談できたり、土日や深夜に対応してくれることもあります。

 

 

大麻に強い弁護士の無料相談

ウェルネスでは大麻事件の経験豊富な弁護士による無料相談を実施しています。無料相談の対象となる方は以下の通りです。

 

 

大麻事件で逮捕された方のご家族初回60分の無料相談
大麻事件で警察の取調べを受けている方初回30分の無料相談
大麻事件で職務質問を受けた方
大麻事件で家宅捜索を受けた方

 

 

ウェルネスは法テラス出身の弁護士が運営する弁護士費用の安い法律事務所です。「弁護士費用をおさえて不起訴・執行猶予を獲得したい」という方はお気軽にウェルネス03-5577-3613へお電話ください。

 

 

大麻を弁護士に無料相談する際の注意点は?

1.無料相談には条件がある

無料相談を実施している法律事務所であっても、「初回30分無料」といったように回数や時間に制限がある場合がほとんどです。無料相談の条件について事前に事務所に確認しておきましょう。

 

 

無料相談の枠内でおさめるために事前に大麻事件の罰則や手続きの流れなどの基本的なことはネットで確認しておきましょう。詳細は以下のページをご覧ください。

⇒大麻事件の罰則は?

⇒大麻で逮捕された後の流れ

⇒大麻で起訴された後の流れ

 

 

2.弁護士費用が安いとは限らない

弁護士に無料相談できるからといって弁護士費用も安いわけではありません。無料相談中にびっくりするほど高額な弁護士費用を提示されることもあるようです。

 

 

弁護士費用を節約したい場合は、事前に大麻事件の弁護士費用の相場や節約の方法を把握しておきましょう。

⇒以下で詳しく説明しております。

 

 

大麻事件の弁護士費用の種類は?

麻事件の弁護士費用の内訳

 

大麻事件を私選弁護人に依頼した場合、弁護士費用の内訳は次の通りです。

 

法律相談料

法律相談の費用です。30分あたり5500円(税込)が相場です。無料相談を実施している事務所もあります。弁護士に正式に依頼した後は何度相談しても無料になります。

着手金

弁護活動をスタートするにあたってお支払いただく費用です。解約しても着手金は通常返金されません。

報酬金

「不起訴」、「執行猶予」、「保釈」等の目標を達成したときに発生する費用です。あらかじめ目標ごとに金額を定めておきます。

接見日当

弁護士が1回接見する度に発生する費用です。接見日当が発生しない料金プランもあります。

出廷日当

弁護士が裁判所に出廷する度に発生する費用です。出廷日当が発生しない料金プランもあります。

実費

弁護士が移動する際の電車賃やコピー代等です。実費を請求しない事務所もあります。

 

 

大麻事件の弁護士費用の相場は?

大麻事件の弁護士費用の相場

 

大麻事件の弁護士費用の相場は逮捕された場合で100万円~200万円、逮捕されなかった場合で60万円~120万円になります。

 

 

大麻で逮捕されると、弁護士が何度も警察署に行って接見する必要があることから、逮捕されていない場合に比べて費用が高めになります。否認している場合も、より幅広い証拠の検討が必要になるため弁護士費用が高めになります。

 

 

上記は初犯の方を対象とした料金プランです。薬物犯罪の前科があったり執行猶予中の場合は難易度が高くなるため、費用も高くなることがあります。

 

 

大麻事件の弁護士費用を節約するポイント

大麻事件の弁護士費用を節約するポイント

 

1.大手の事務所にこだわらない

大手の弁護士事務所は、莫大な人件費やオフィスの賃料を払い続けるために、大量の依頼を集める必要があります。そのため、ネット集客に多額の広告費をかけ、弁護士費用が高くなりがちです。

 

 

大手の事務所だからといって、常時2、3名の弁護士が担当してくれるわけではありませんし、そもそも複数の弁護士が担当した方が不起訴や執行猶予の可能性が上がるというわけでもありません。

 

 

弁護士費用をおさえるためには、事務所の規模にこだわらずに弁護士を選んだ方がよいでしょう。

 

 

2.接見日当に注意する

着手金が低額におさえられていても、接見ごとに日当が発生する料金プランがあります。接見日当の相場は3万円から5万円前後です。接見1回ごとに追加でこれだけの費用が発生します。

 

 

大麻事件では勾留されることが多いため、接見日当だけで数十万円かかってしまうこともあります。接見日当をおさえるために弁護士に接見を頼めないようでは、弁護士をつける意味がなくなってしまいます。

 

 

弁護士費用を節約するためには、できるだけ接見日当が発生しない料金プランの事務所に依頼するとよいでしょう。

 

3.複数の事務所を比較する

大麻事件で家族が逮捕されたり、職務質問を受けた場合、弁護士費用が高くても「とにかく早く依頼しなければ。」と考えてしまいがちです。

 

 

大麻事件の弁護士費用の相場は、60万円~200万円とかなり幅があります。弁護士費用を節約するためには、複数の事務所から見積もりをとって比較した方がよいでしょう。

 

 

比較するだけで数十万円の弁護士費用を節約できることが多いです。

 

 

大麻事件の弁護士費用-ウェルネス法律事務所

ウェルネスの大麻事件の弁護士費用は、逮捕されなければ総額44万円(不起訴のケース)か60万円(執行猶予のケース)、逮捕された場合で総額99万円(執行猶予のケース)になることが多いです。

 

 

【在宅事件で不起訴になった場合】

起訴前の着手金22万円(税込)
不起訴の報酬金22万円(税込)
実費無料
合計44万円(税込)

 

 

【在宅事件で執行猶予になった場合】

起訴前の着手金22万円(税込)
起訴後の着手金16万円(税込)
執行猶予の報酬金22万円(税込)
出廷日当無料
実費無料
合計60万円(税込)

 

 

【逮捕された自白事件】

着手金33万円(税込)
起訴後の着手金22万円(税込)
保釈の報酬金22万円(税込)
執行猶予の報酬金22万円(税込)
接見日当無料
出廷日当無料
実費無料
合計99万円(税込)

 

ウェルネスでは接見日当や出廷日当は一切発生しません。ご依頼の時点で費用の上限が決まっているので、安心してご利用いただけます。

刑事事件の弁護士費用が安い法律事務所

 

 

【ウェルネス】大麻事件の弁護士費用が安い理由

ウェルネスでは、弁護士自らSEO対策やウェブコンテンツの作成を行うことにより、弁護士費用を押し上げる要因となる広告費を徹底的に削減しています。

 

 

このような取り組みによって他の事務所よりも圧倒的に安い弁護士費用を実現しています。

刑事事件の弁護士費用が安い法律事務所

 

 

大麻に強い弁護士とは?

大麻に強い弁護士とは

 

大麻事件で捕まったら大麻に強い弁護士に依頼したいものです。大麻に強い弁護士とは次の4つの特徴を備えた弁護士です。

 

 

1.薬物事件の経験豊富な弁護士

大麻事件の弁護経験が豊富な弁護士であれば、先々の展開を見すえてベストな弁護活動を行うことができます。経験のない弁護士に依頼した場合、「逮捕ありき」、「起訴ありき」、「有罪ありき」の弁護になってしまい、対応が後手に回ってしまいがちです。

 

 

大麻事件の豊富な弁護経験があれば、弁護活動の引き出しが多く、逮捕回避や不起訴を見すえたベストな活動を期待できます。

 

 

2.動き出しの早い弁護士

大麻事件で逮捕されるとすぐに取調べが始まります。弁護士のサポートがないと、取調官に誘導され不利な供述調書をとられてしまうことがあります。

 

 

供述調書に署名・指印すると撤回することができません。そのため、不利な調書をとられてしまうと不起訴や無罪の獲得が難しくなります。不利な調書をとられないようにするためには、できるだけ早期に弁護士のサポートを受ける必要があります。

 

 

大麻に強い弁護士であれば、依頼した当日中に被疑者と接見し、黙秘権などの重要な権利を教示した上で取調べにどのように対応すればよいのかアドバイスしてくれるでしょう。

 

 

3.保釈請求が早い弁護士

大麻事件の被疑者は逮捕・勾留されることが多いですが、保釈が許可される可能性はかなり高いです。

 

 

保釈請求できるのは起訴された後になります。大麻に強い弁護士であれば、起訴前から保釈の準備を進め、起訴当日か翌日に保釈請求してくれるでしょう。

保釈を弁護士に依頼しよう!保釈の流れや保釈金、申請が通る確率は?

 

 

4.再犯防止に向けフォローしてくれる弁護士

大麻のような薬物事件は、再犯可能性が高いことが知られています。大麻に強い弁護士であれば、再犯防止についてもしっかりフォローしてくれるでしょう。薬物依存症の自助グループに参加するのもよいでしょう。

 

 

これらの活動状況を弁護士が書面にまとめ、裁判の証拠として提出します。治療を担当した医師やカウンセラーに証人として出廷してもらうこともあります。

 

 

大麻に強い弁護士に依頼するメリット

大麻に強い弁護士に依頼するメリット

 

大麻に強い弁護士に依頼することにより、次の6つの可能性が高まります。

 

 

1.逮捕を回避する

職務質問で大麻リキッドやジョイント、乾燥大麻が発見されれば、警察に押収され科捜研の鑑定に回されます。その場で現行犯逮捕されなくても、鑑定の結果が出た後に通常逮捕される可能性が高いです。

 

 

適切な身元引受人を準備した上で、弁護士が逃亡や証拠隠滅のおそれといった逮捕の要件を満たさないことを捜査機関に説明し、逮捕回避に向けて動きます。

大麻リキッドで逮捕の可能性を下げるために弁護士ができること

 

 

2.不利な調書をとらせない

大麻事件で逮捕されるとすぐに取調べが始まります。逮捕され動揺している状況で、たった一人で取調べに対応するのは困難です。

 

 

「大麻だと知らなかった。」

「自分が持っていた大麻ではない。」

 

 

このようなことを言っても、取調官は聞いてくれません。むしろ被疑者にプレッシャーをかけて、「大麻だと知っていました」、「私が大麻を所持していました」といった調書をとろうとします。

 

 

不利な調書をとられないよう、弁護士が本人に黙秘権や署名押印の拒否権を説明し、取調べにどのように対応すればよいのかアドバイスします。

黙秘とは?黙秘の意味や使い方、デメリットについて解説

供述調書の署名押印を拒否できる?メリットや拒否の仕方について

 

 

3.早期に釈放させる

大麻事件で逮捕・勾留された場合、自分の身体や車、自宅などから大麻が発見されなければ、裁判所に準抗告を申し立てて早期釈放に持ち込める場合があります。

準抗告とは?抗告との違いや種類・流れについて解説

 

 

大麻所持などの容疑を否認している場合、不利な調書をとられなければ、嫌疑不十分で不起訴となり釈放されることがあります。嫌疑不十分とは、有罪に持ち込むだけの証拠がないときに検察官が起訴をあきらめ不起訴にする処分です。

不起訴処分とは?無罪との違いは?弁護士がわかりやすく解説

 

 

起訴されれば、弁護士が保釈を請求します。保釈金を準備するのが難しい場合は、保釈支援協会などを利用して、事前に資金面での問題クリアしておきます。

保釈を弁護士に依頼しよう!保釈の流れや保釈金、申請が通る確率は?

 

 

4.不起訴を獲得する

不起訴になれば処罰されませんので、前科がつくこともありません。大麻事件で不起訴になる場合として、嫌疑不十分での不起訴と起訴猶予での不起訴が考えられます。

 

 

①嫌疑不十分での不起訴

大麻で検挙されても必ず起訴されるわけではありません。容疑を否認している場合は、不利な調書をとられなければ、有罪に持ち込むだけの証拠がないとして嫌疑不十分で不起訴になる余地が十分にあります。

 

 

弁護士がひんぱんに接見し、不利な調書を取られないよう本人をバックアップします。

 

 

②起訴猶予での不起訴

起訴猶予とは、起訴して有罪に持ち込むだけの証拠があるものの、本人の反省などの情状をふまえて裁量的に不起訴にする処分です。

 

 

大麻所持で逮捕されても、所持量が0.5g未満の場合は起訴猶予で不起訴になる余地があります。微量で起訴する必要がないことを弁護士が検察官に指摘し、不起訴につなげます。

 

 

5.執行猶予を獲得する

大麻事件で起訴された場合、初犯であれば執行猶予を獲得できる可能性が高いです。

 

 

薬物事件の前科がある場合は、依存症治療のクリニックに通院したり、自治体の更生プログラムを受けることにより、再犯可能性が低いことを示します。

 

 

主治医やカウンセラーに証人として出廷してもらい、専門家の立場から再犯防止の見込みについて証言してもらうこともあります。薬物治療のエキスパートと連携した弁護活動により執行猶予の可能性を高めます。

 

 

6.違法収集証拠の排除を主張する

刑事裁判では、検察官が、証拠によって、被告人が有罪であることを立証しなければなりません。検察官はどんな証拠でも有罪立証に使えるわけではありません。違法捜査を防止するため、証拠の収集手続に重大な違法があれば、その証拠を使えなくなります(違法収集証拠の排除法則)。

 

 

☑ 令状なしに家の中を捜索された

☑ 強引にポケットの中に手を入れられた

 

 

-このような事情がある場合は、弁護士が違法収集証拠の排除を求めます。乾燥大麻やリキッドが違法収集証拠として排除されれば無罪になる可能性が高いです。

違法収集証拠の排除とは?判例や要件、争い方について弁護士が解説

 

 

大麻で逮捕される?されない?

1.大麻事件の逮捕率は?

2024年版の検察統計年報によれば、大麻事件の逮捕率は51%です。

【2024年検察統計年報】 罪名別 既済となった事件の被疑者の逮捕及び逮捕後の措置別人員

 

 

大麻事件で検挙されれば半分以上の被疑者が逮捕されることになりますが、より重い覚醒剤事件の逮捕率(71%)と比べると、逮捕されずに在宅事件になるケースも相当数あると言えます。

 

 

2.大麻事件で逮捕されやすいケース

以下の事情に該当すると逮捕される可能性が高くなります。

 

 

①押収された大麻の量が多い(10グラム以上)

②証拠なく「合法大麻(CBD)であると思っていました」と供述している

③友人と一緒に検挙された

④薬物事件の前科・前歴がある

⑤営利目的が推認される(自宅に計量器や大量の梱包材がある)

⑥住居不定

 

 

10グラム以上の大麻を所持していれば逮捕される可能性が非常に高いです。大麻で捕まった場合、「CBDだと思っていました」と供述するがありますが、ネットショップでの購入履歴などの証拠がなければ、「不合理な弁解をしている」と判断され、逮捕されることが多いです。

 

 

大麻は若者によって集団で使用されることが多いですが、回し吸いしている状況で検挙されると「口裏合わせをするおそれが高い」と判断され、逮捕される可能性が高くなります。

 

 

大麻は依存性が強いことから再犯が多い犯罪です。執行猶予中に大麻で検挙された場合は逮捕される可能性が高くなります。

 

 

3.大麻事件で在宅事件になりやすいケース

以下の事情に該当すると逮捕を回避できることが少なくありません。

 

 

①所持量が少ない

②一人で検挙された

③違法な大麻であることを認めている

④前科・前歴がない

⑤家族と同居している

大麻事件で逮捕される?されない?逮捕を回避する方法を弁護士が解説!

 

 

大麻で逮捕された後の流れは?

大麻で逮捕された後の流れ

 

刑事事件の身柄拘束は逮捕⇒勾留という順番で行われます。逮捕されてから勾留を経て起訴されるまでの流れは以下のとおりです。

 

 

1.検察官の勾留請求

大麻事件で逮捕されると翌日か翌々日に検察庁に連行され、検察官の取調べを受けます。検察官が勾留の要件(逃亡や証拠隠滅のおそれ等)があると判断すれば、裁判官に勾留請求します。勾留請求しなければその日のうちに釈放されます。

⇒【逮捕】勾留されなかったときの釈放の流れ-何時にどこに迎えに行く?

 

 

 

2.裁判官の勾留質問

勾留請求と同じ日か翌日に被疑者は裁判所に連行され、裁判官の勾留質問を受けます。裁判官も勾留の要件があると判断すれば勾留請求を許可して被疑者を勾留します。勾留の要件を満たさないと考えれば、被疑者は釈放されます。

【逮捕】勾留されなかったときの釈放の流れ-何時にどこに迎えに行く?

 

 

2023年版の検察統計年報によれば、大麻事件で勾留される確率は95%です。

 

 

3.勾留後の流れ

勾留されると原則10日、勾留が延長されると最長20日にわたって拘束されます。検察官は勾留の期間内に被疑者を起訴するか釈放しなければなりません。

逮捕・勾留から起訴までの流れは?

 

 

2023年版の検察統計年報によれば、大麻事件で起訴される確率は44%です。

 

 

大麻で起訴された後の流れは?

大麻で起訴された後の流れ

1.保釈

起訴されたら保釈請求をすることができます。保釈請求が許可されれば、裁判所に保釈金を納めた後に釈放されます。

保釈を弁護士に依頼しよう!保釈の流れや保釈金、申請が通る確率は?

 

 

大麻事件では起訴直後に保釈が許可されることが多いです。保釈されたら薬物依存の更生プログラムやカウンセリングを受けてもらいます。

 

 

2.公判の流れ

起訴されてから約1か月半後に初公判が開かれます。大麻の容疑を認めている場合は、初公判のみで審理が終了し、1,2週間後に判決が言い渡されます。起訴されてから判決言渡しまでの期間は2か月ほどです。

公判の流れ

 

 

初犯であれば執行猶予が付く可能性が高いですが、営利目的が認められた場合は初犯でもいきなり実刑になることがあります。容疑を否認して無罪を主張する場合は、検察官の立証活動やそれに対する弁護士の反論に時間がかかるため、裁判が終了するまで6か月以上かかることが多いです。

 

 

大麻事件の保釈金はいくら?

大麻事件の保釈金はいくら?

 

大麻事件で起訴されれば保釈を請求することができます。保釈請求が許可されたら、裁判所に保釈金を納めることを条件として保釈されます。大麻事件の保釈金の相場は200万円です。被告人が無資力でも150万円を下回ることはまずありません。

 

 

保釈金は一時的に裁判所に預けるお金です。逃亡や証拠隠滅といったルール違反がない限り、裁判が終了した後に全額戻ってきます。

 

 

保釈金を準備するのが難しい場合、保釈支援協会の融資を受けたり、全国弁護士協同組合に保証人になってもらう方法があります。被告人の家族や友人がこれらの機関の審査に受かれば利用することができます。

 

 

もっとも、利用するにはそれなりの手数料がかかるため、弁護士費用を節約して保釈金を自己負担した方がトータルの出費は少なくなります。

 

 

大麻事件はどんな犯罪になる?

大麻の使用、所持、譲渡、譲受、輸出、輸入は「麻薬及び向精神薬取締法」という法律で規制されています。大麻の栽培は「大麻草の栽培の規制に関する法律」で規制されています。

 

 

従来、大麻は一律に大麻取締法で規制されていましたが、法改正により2024年12月12日から、これらの法律で規制されることになりました。

 

 

大麻事件の罰則は?

大麻の拘禁刑は何年?

 

大麻事件で営利目的がない場合の罰則は拘禁刑です。拘禁刑とはこれまでの懲役刑と異なり刑務作業が義務とされておらず、受刑者の状況に応じて柔軟に刑務作業を科したり、違法薬物の更生プログラムを受けさせることができる刑罰です。

拘禁刑とは?いつから施行される?懲役刑との違いや内容は?

 

 

大麻事件で営利目的がある場合は、拘禁刑に加えて罰金が科されることがあります(「併科」といいます)。罰金刑のみで済むことはありません。全てのケースで押収された大麻は没収されます。これから事件ごとに罰則を見ていきましょう。

 

 

1.大麻の使用(施用)

大麻を使用(施用)すると7年以下の拘禁刑になります。

大麻使用罪はいつから?罰則は?不起訴はとれる?弁護士が解説

 

 

2.大麻の所持

大麻を所持すると7年以下の拘禁刑になります。

 

 

3.大麻の譲渡・譲受

大麻を他人に譲渡したり、他人から譲り受けたりすると7年以下の拘禁刑になります。

 

 

4.大麻の栽培

大麻を栽培すると1年~10年の拘禁刑になります。大麻を栽培することによって社会の中に新たに大麻を生み出すことになるため、使用や所持などに比べて刑が重くなります。

 

5.大麻の輸出・輸入

大麻を輸入したり輸出すると1年~10年の拘禁刑になります。大麻を輸出したり輸入することにより社会の中に新たに大麻を持ち込むことになるため、使用や所持より刑が重くなります。

 

6.営利目的がある場合

営利目的での大麻の使用・所持・譲渡し・譲受けの罰則は、1年~10年の拘禁刑です。拘禁刑に加えて300万円以下の罰金が科されることもあります。

 

 

営利目的での大麻の栽培、輸出・輸入の罰則は、1年20年の拘禁刑です。拘禁刑に加えて500万円以下の罰金が科されることもあります。

 

 

営利目的があれば、より多くの大麻を拡散させ、社会により一層の害を与えることになるため、刑罰が重くなります。

 

 

 

営利目的なし

営利目的あり

大麻の所持

7年以下の拘禁刑

1年~10年の拘禁刑

情状により300万円以下の罰金を併科

大麻の譲渡・譲受

大麻の栽培

10年以下の拘禁刑

1年~20年の拘禁刑

情状により500万円以下の罰金を併科

大麻の輸入・輸出

 

 

【麻薬及び向精神薬取締法】

第六十五条 次の各号のいずれかに該当する者は、一年以上十年以下の拘禁刑に処する。

一 ジアセチルモルヒネ等以外の麻薬を、みだりに、本邦若しくは外国に輸入し、本邦若しくは外国から輸出し、又は製造した者(第六十九条第一号から第三号までに規定する違反行為をした者を除く。)

二 麻薬原料植物をみだりに栽培した者

2 営利の目的で前項の罪を犯したときは、当該罪を犯した者は、一年以上の有期拘禁刑に処し、又は情状により一年以上の有期拘禁刑及び五百万円以下の罰金に処する。

3 前二項の未遂罪は、罰する。

 

第六十六条 ジアセチルモルヒネ等以外の麻薬を、みだりに、製剤し、小分けし、譲り渡し、譲り受け、又は所持した者(第六十九条第四号若しくは第五号又は第七十条第五号に規定する違反行為をした者を除く。)は、七年以下の拘禁刑に処する。

2 営利の目的で前項の罪を犯したときは、当該罪を犯した者は、一年以上十年以下の拘禁刑に処し、又は情状により一年以上十年以下の拘禁刑及び三百万円以下の罰金に処する。

3 前二項の未遂罪は、罰する。 

 

第六十六条の二 第二十七条第一項又は第三項から第五項までの規定に違反した者は、七年以下の拘禁刑に処する。

2 営利の目的で前項の違反行為をしたときは、当該違反行為をした者は、一年以上十年以下の拘禁刑に処し、又は情状により一年以上十年以下の拘禁刑及び三百万円以下の罰金に処する。

3 前二項の未遂罪は、罰する。

 

第二十七条 麻薬施用者でなければ、麻薬を施用し、若しくは施用のため交付し、又は麻薬を記載した処方箋を交付してはならない。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。

一麻薬研究者が、研究のため施用する場合

二麻薬施用者から施用のため麻薬の交付を受けた者が、その麻薬を施用する場合

三麻薬小売業者から麻薬処方箋により調剤された麻薬を譲り受けた者が、その麻薬を施用する場合

引用元:e-Gov法令検索

 

 

【大麻草の栽培の規制に関する法律】

第二十四条 大麻草をみだりに栽培した者は、一年以上十年以下の拘禁刑に処する。

2 営利の目的で前項の罪を犯したときは、当該罪を犯した者は、一年以上の有期拘禁刑に処し、又は情状により一年以上の有期拘禁刑及び五百万円以下の罰金に処する。

3 前二項の未遂罪は、罰する。

引用元:e-Gov法令検索

 

 

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